アナタに合ったクラブセッティングは、ヘッドスピードが目安!

ラウンドするために、使用してもいいクラブの本数制限は14本。

そのたった14本の中に使わないクラブや、あなたをトラブルにおとしいれるクラブを入れ続ける必要はありません。

例えば、
3番ウッドは、難しくて打てないから、入れているだけ…
5番アイアンが、上手く打てず6Iと飛距離が変わらない。
など…

アナタのヘッドスピードにより、ベストのクラブセッティングは違います。

今回はクラブセッティングの考え方を「クラブ選び名人 鈴木」が解説します。

INDEX

  1. クラブセッティングの基本
  2. ヘッドスピードが(~36m/S)までのプレーヤー向けのセッティング
  3. ヘッドスピードが(37~43m/S)のプレーヤー向けのセッティング
  4. ヘッドスピードが(44m/S~)以上プレーヤー向けのセッティング
  5. クラブセッティングに絶対はない

 

クラブセッティングの基本

時代や技術の移り変わりで、クラブのセッティングは変化しています。
最近では、下記のクラブセッティングが基本になるでしょう。

ドライバー(以下DR) 3番ウッド(以下3W) 5番ウッド(以下5W)
UT21° UT24° 5I 6I 7I 8I 9I PW AW SW パター(以下PT)

※UTは、ユーティリティ

上記の14本は各メーカーも推奨する一般的なクラブセッティングです。

しかし基本は万能ではありません。
シニアゴルファーとパワーヒッターが、同じセッティングで良いのでしょうか?

プレーヤーのレベルによって、得意・不得意なクラブは存在します。
上記のセッティングを基本として、アナタ自身がアレンジして自分にマッチしたセッティングを作り上げることがゴルフの上達の近道であり、またゴルフの楽しみでもあるのです。

ここからはヘッドスピード別のおススメのクラブセッティングを紹介します。
※ ヘッドスピードは、ドライバーショットで計測

ヘッドスピードが(~36m/S)までのプレーヤー向けのセッティング

ヘッドスピード(以下H/S)が(~36m/S)までのプレーヤーの悩みで一番多いのは、クラブが長くなればなるほど、ボールが上がりにくいことでしょう。

特に3W・UT(21~23°)は、ボールがあがりにくい。
5Iは、打てても6Iと距離が変わらないという悩みを多くききます。

このような悩みの場合、ユーティリティーはボールが上がりやすいショートウッドをセッティングに入れ、
5Iもロフトが大きい(27°前後)のユーティリティーに変更すると、使い勝手がよくなるでしょう。

3Wの代わりはないので、
UTを一本追加して150~130ヤードの距離を打てるクラブを入れるか、
ウエッジを一本追加してショートゲームに特化するのがおススメです。

おススメのセッティング例

ロング~ミドルレンジ重視
DR 5W 7W UT23° UT25° UT27°
6I 7I 8I 9I PW AW SW PT

ショートゲーム重視
DR 5W 7W UT24° UT27°
6I 7I 8I 9I PW AW AW SW PT

上記以外にも
5Wを4Wに変更、
6IをUT(30°前後)に変更なども検討しましょう。

ヘッドスピードが(37~43m/S)のプレーヤー向けのセッティング

ヘッドスピードが(37~43m/S)なら、ウッドや低ロフトのUTでも問題なく打てるはずです。

ここではアナタ自身のレベルやクラブの得意・不得意でセッティングを組みましょう。

初級者に多い悩みは、ウッドが上手く打てないと声をききます。
このような場合、3W・5W共に抜いてしまって、UT(16°・19°)に変更するとクラブの長さが短くなり、ミート率向上が見込めます。
他にも5Iが難しいと感じる人は、UT(27°)に代えると、ミート率があがり適正な飛距離が出るためスコアメイクしやすくなります。

中~上級者は、スコアメイクを考えてクラブセッティングをしましょう。

操作性や抜けの良さ・スピンコントロールを重視してUTを3I・4Iに代えると、より精度の高いショットが打ちやすくなります。
ウッドかUTを1本抜いて、ウエッジを1本追加するとショートゲームの安定感向上につながります。

おススメのセッティング例

初級者
DR UT16° UT19° UT22° UT25°
6I 7I 8I 9I PW AW AW SW PT

中~上級者(アイアン重視)
DR 3W 5W
3I 4I 5I 6I 7I 8I 9I PW AW SW PT

中~上級者(ショートゲーム重視)
DR 3W 5W UT23°
5I 6I 7I 8I 9I PW AW AW SW PT

初級者の人は苦手なクラブを抜いたら、そのままの本数でプレーするのもアリです。
実際に、かわばたコーチは、プロテストの予選で3Wの調子が悪かったので、抜いて13本でラウンドしたらしいです。
苦手なクラブを、入れてラウンドすれば、使いたくなり大きなミスをしてスコアを崩すパターンが非常に多いです。
思い切って、少ない本数でラウンドする方法が、スコアメイクの近道です。
アナタ自身の上達に合わせて必要なクラブをあとから追加していきましょう。

中~上級者ならUTをアイアン型UTにすることも検討しましょう。

ヘッドスピードが(44m/S~)以上のプレーヤー向けのセッティング

ヘッドスピード(44m/S~)のスイング軌道が鋭角に入りやすいプレーヤーは、5Wや7Wを打った時にスピン量が多すぎて、適正な飛距離が出ない場合があります。
そのような場合は、低ロフトのUTに代えることでスピン量と打ち出し角度が適正になり、安定した飛距離が期待できます。

またヘッドスピードが速くなればクラブの各番手の距離の差が大きくなります。
番手の間が広くなるので、130yd以下の距離での打ち分けをするために、ウエッジを1本追加すれば番手の間を埋めることができます。
その場合はウッドを1本抜きましょう。

おススメのセッティング例

吹け上がる(スピン過多)人向け
DR 3W UT19° UT21°
4I 5I 6I 7I 8I 9I PW AW SW PT

ショートゲーム重視
DR 3W UT21° UT24°
5I 6I 7I 8I 9I PW AW AW SW PT

パワーヒッターの人も自身のレベルと相談して、苦手なクラブがあるならそのクラブから変えていくことも検討しましょう。

クラブセッティングに絶対はない

ここまで比較的標準的なセッティングを紹介してきましたが、確固たる信念や考えがあるなら、常識にとらわれない方法も選択肢に入ります。

例えば

ドライバーを2本入れる(フィル・ミケルソンが実際にこれで試合に出場)
ドライバーを抜く(フィル・ミケルソンが実際にこれで試合に出場)
パターを2本入れる(アダム・スコットが実際に試合に出場)

他にも
バンカー専用ウエッジを入れる、
チッパー(ロフト21度前後のランニングアプローチ専用クラブ)を入れる、
同じ距離が打てるUTとアイアンを入れる

などが挙げられます。

ほかの人から見たら突拍子のないセッティングでも、あなたが理由を説明できるなら、それが理想のセッティングなのです。

アナタ自身のクラブセッティングを組み上げて、上達を目指しましょう!

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[2020.04.20]
 

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