最近のドライバーは打球がまっすぐに飛ぶ【目標に対して正しく立とう】

以前に比べると最近のドライバーは改良が進み、打ったボールがまっすぐに飛ぶようになりました。
つまり意図的にボールを曲げにくくなったのです。

「え?だってよく右の林のほうに飛んでいくよ?」と思われた人😲
これはショットの構えに原因があります。
今回は、正しく構えるコツについて説明します。

INDEX

  1. 最近のドライバーがまっすぐに飛ばせる理由
  2. では、ナゼ林にボールが飛んでいくの? 原因その1
  3. では、ナゼ林にボールが飛んでいくの? 原因その2
  4. 日頃の練習にオススメの練習器具

最近のドライバーがまっすぐに飛ばせる理由

下の写真を見てわかるように、
最近のドライバーのヘッドは 460CCの規格ギリギリという大きなものが増えました。

ヘッドが大きくなることで慣性モーメントが増大し、打ったボールがまっすぐに飛ぶようになったのです。

ヘッドが大きくなったドライバー

慣性モーメントが増大すると、インパクト時に芯を外してもヘッドのブレが少なくなりボールがまっすぐに飛びやすくなります。
そのため飛距離のロスも少なくなります。

また、慣性モーメントの増大によってフェースターンが以前のドライバーよりも右から左へ大きくゆっくり動くようになりました。
そのため、インパクト時のフェースの急激なターンというものがなくなり、サイドスピンが減少したのです。

つまり、
右に飛んだボールはそのまま右へ、
左に飛んだボールはそのまま左へ
と飛ぶパターンが激増するのです。

一昔前のヘッドの小さなドライバーでは急激なフェースターンによる いわゆるチーピンと呼ばれるカーブボールが多かったのですが、
最近のドライバーではこのようなショットは激減しました。

ちなみに、
大半のアマチュアのミスショットは「ヒッカケ」という左に出て左に曲がる飛球が多いのですが、
これをチーピンと思い込んでいる人が多いです。

では、ナゼ林にボールが飛んでいくの? 原因その1

それは、単純に身体がその方向(林のほう)に向いているからです。あたりまえですが、ゴルフは目標を真後ろからみてボールを打てません。

このため「目標に対して正しく立つ」ということが重要になります。

正しく構えよう

では「目標に対して正しく立つ」コツに入りましょう!!

目標の取り方は 2本のレールをイメージします。

まず、右側のレールはボールから目標に向かってまっすぐに引き、目標ラインとします。
次に左側のレールを右側の目標ラインに平行にイメージします。
そして、左側のレールと身体を平行にセットしましょう。

その後、右側のレールに平行直角にフェースをセットすると、それだけで目標に対して正しく立つことができます。

勘違いしている人は左側のレールも目標に向けてセットし、その左側のレールに身体をセットするので、
左右のレールが平行にならずクロスする形になり、結果的に目標に対して右を向いている場合が多いのです。

そのままナイスショットをすれば林へ一直線です。
せっかくの最高のショットが打ち直しになります。

正しい目標の取り方を、必ず覚えましょう。

詳しくは、動画でチェック

では、ナゼ林にボールが飛んでいくの? 原因その2

もう一つの原因は、ドライバーショットのスイング軌道にあります。

最近のドライバーの打球がまっすぐに飛び曲がりにくくなったため、ヘッドを正確に目標方向の後方から入れなければ目標に向かって球が出ません。

少し内側からヘッドが入ると、以前のドライバーではまっすぐにフェースが戻ったものが、最近のドライバーだと少し右を向いて当たります。そして、慣性モーメントの増大により打球があまり曲がらず右に向かってまっすぐ飛んでいくのです。(結果、右の林へ消えていきます)

もし正確に後方からヘッドが入っているにも関わらず、左へとまっすぐボールが飛んでいってしまう場合、そのときはスイングをかなり見直さないと厳しいです。

スイングの見直しは、ティーチングプロにお任せください。

ちなみに、まっすぐ飛んで左に曲がり林に向かってしまう場合はクラブが合っていないかもしれません。
一方、最近のドライバーでそこまでボールにサイドスピンがかけられる人は、軸のしっかりした良いスイングができている可能性もあります。

ぜひ一度、ティーチングプロのスイング診断を受けましょう!!

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[2024.10.07]
 

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