ゴルフのスコアを良くするための秘訣は、パーオン!
ゴルフを始めてからの最初の目標が、スコア100切り😁
そして、スコア90切り、スコア85、シングルプレーヤーと徐々に目標を上げていくプレーヤーがいると思います。
漠然とラウンドしていても、なかなかスコアが縮まらないという経験はないですか?
スクール生でも同じ悩みを多く聞きます。
ジツはゴルフのスコアというのは、パーオン率が良くなれば縮まるのです。
パーオンとは何か? そのためにどうするのか?
今回は、ゴルフのスコアを良くする秘訣を解説します。
INDEX
ゴルフのパーオン率とは?
「パーオン」とは、各ホールの規定打数のパーより2打少なくグリーンに乗せることを指します。
そして、「パーオン率」はパーオンする確率を示す数字です。
計算のやり方は、「パーオンしたホール数 ÷ 総ホール数」で出すことができます。
ゴルフは、パーオンすることでパーやバーディを取りやすくなるため、パーオン率を上げることはゴルフ上達の指標になります。
そのため、今後ゴルフを上達していくために、必ずこだわりましょう。
ゴルフのパーオンで、ルウ・リッキオという人がおもしろい法則を導き出しています。
彼は90台、80台、70台のゴルファーをへだてるものは何なのかに疑問を抱き、ハンデ30のゴルファーからPGAツァー・プロまでを対象に研究した結果。
偉大なゴルファーとそうでない者を別けるのは、パーオン率であるという結論に達しました。
研究の結果、パーオン回数からゴルファーのスコアを予測できます。
スコアは、「スコア=95-(18ホールのパーオン数×2)」で予測でき、ほとんどのゴルファーのスコアが予想スコアの+2~-2におさまります。
この法則を「リッキオの法則」といいます。
パット数がスコアを左右するのは間違いない。
しかし、パットよりもパーオン率がスコアを良くする最も重要な要素であると言っています。
「リッキオの法則」 『95から(パーオンのホール数の2倍)を差し引いた数がスコアに等しい』
具体的に考えると
1ラウンドで、パーオンが「ゼロ」の人は、スコアが95±2(93~97)になります。
パーオンを1回すると、スコアが2ストローク良くなります。
ロングホールを4回パーオンすると、スコアは87±2(85~89)になり、スコア90切りでラウンドできます。
この数値よりも、スコアの悪い人は、パーオンさせる技術よりも、それ以外の問題点を抱えていることになります。
OBが多い。パターが苦手。アプローチが苦手。などです。
逆にこの数値よりも、良いスコアのプレーヤーは、パーオンさせるショットの技術よりも、パターとか小技が得意なプレーヤーと言えるでしょう。
パーオンさせるためには、フェアウェイキープが重要になってきます。
必ずグリーンを狙うショットが打てる場所が重要です。
ラウンドするティーによって違いますが、セカンドショットの距離(150y前後)をたくさん練習しましょう。
セカンドショットの距離が、パー3の距離にもなります。
パーオンの回数とスコア パーオン数 スコア 0 ⇒ 95 1 ⇒ 93 2 ⇒ 91 3 ⇒ 89 4 ⇒ 87 5 ⇒ 85 6 ⇒ 83 7 ⇒ 81 8 ⇒ 79 9 ⇒ 77 10 ⇒ 75 11 ⇒ 73 12 ⇒ 71 13 ⇒ 69
例えば、ゴルフ上達の最初の目標であるスコア100切りのプレーヤーはデータ上パーオンが1ホールもありません。
もし毎回1ホール以上パーオンしているプレーヤーは、
OBを打ちすぎている
パター数が多い
アプローチで、ダフリトップを連発しているなどが考えられます。
そのため、まずスコア100を切るためには、グリーン周りの精度をあげましょう。
スコア100切りを達成し、次のステージにレベルアップしたいゴルファーはパーオンにこだわりましょう。
ゴルフはパーオンゲームです。
パーオンする回数が増えれば、確実にスコアは良くなるので、セカンドショットの精度を磨きましょう。
では、スコアを良くするためのセカンドショットの考え方を解説します。
スコアを良くするためのセカンドショットの考え方は?
さきほどのデータでスコア100切りを目指すプレーヤーのパーオンはゼロだという結果になりましたが、だいたいのスコア100切りを目指すプレーヤーでも18ホールのうち、一度はパーオンをしているラウンドがあると思います。
では、なぜパーオンの回数が増えないのかというと、私はセカンドショットの攻め方を間違えていないかと思います。
なんとなくグリーンを狙っていないですか?
つねにピンを狙っていないですか?
ピンまで、150ydであれば、キャリーで150yd飛ぶクラブで打っていないですか?
ミス前提で、距離計算していないですか?
などです。
ゴルフのスコアメイクをするために、難しい状況を作らないという考え方をすることが大切です。
難しい状況とは、どのような状況かというと、
1. グリーンの奥
2. 左右のバンカー
3. グリーンから50ydはなれたバンカー
などです。
アイアンでグリーンを狙う基本的な考え方は、
ボールからピンまでの距離とボールからグリーンエッジまでの距離を必ず頭に入れます。
そして、ピンとグリーンエッジの間を狙ってショットをします。
そうすれば、グリーンオンする確率が高くなり、パーオン率が上がります。
ただピンがグリーンの手前に切ってある場合、グリーンエッジからピンまでの距離が近くなるので難易度が上がります。
この場合、グリーンのセンターを狙います。
基本的には、ピンの広いエリアのグリーンを狙い、ピンが手前に切っているときはグリーンセンターを狙いましょう。
それを18ホール繰り返せば、パーオンの回数も増えるはずです。
その結果、スコアが良くなるというサイクルになります。
考え方はわかったけれど、ボールを目の前にすると緊張して上手く体が動かない人は、
「ショットの成功率を上げる、プリショットルーティンを実践しよう!」
の記事で、自分自身のボールを打つまでの手順を作りましょう。
もしグリーン周りの打ち方がよくわからない人は、
「ショートゲームで、はじめに押さえておきたい2つの打ち方」
で、まずはランニングアプローチを磨きましょう。
ゴルフは、スコア100切りを達成すると、かなり多くのゴルファーが低迷します。
それはなぜかというと、スコア100切りのレベルからスコア90レベルになるまでに、一気にゴルフの難易度が上がるからです。
ゴルフ上達のためには、アナタ自身でゴルフを確立していくしかありません。
そして、一つ一つのアナタ自身の課題を克服していくと結果的にシングルプレーヤーへの道が開けます。
スコア90からのゴルフは、自分自身でゴルフのスタイルを確立する方法が近道だと言えます。
先ずは、自分自身でよく考えてラウンドや練習をする。
その道しるべとして、このサイトの記事を活用ください。
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安価なものになれば、ピンまで距離のみが出るタイプ。
高価なものになれば、ピンまでの距離、高低差が出るタイプ。
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