知っておきたい ドライバーのマメ知識⛳

ゴルフクラブのドライバーの構造を理解すると、必ず飛距離が伸びます。

それは、なぜか❓

ゴルフボールは、クラブヘッドと当たって飛んでいきます。

ですので、どのようにクラブとボールが当たったのかで、飛距離と方向が決まるのです。

私の持論ですが、ゴルフクラブを効率よく動かせる動きが最強のスイング だと考えています。

今回は、ゴルフクラブでもドライバーに重点を置いて解説していきます。

INDEX

  1. ドライバーヘッドの構造
  2. アナタの最大飛距離は、ヘッドスピードで決まる
  3. 飛距離を伸ばすためには、アッパーブローのスイング軌道
  4. ラウンド前にオススメの練習器具

 

ドライバーヘッドの構造

まずは、簡単にヘッドの基礎知識から

✅ ロフト角(リアルロフト)

ライ角を合わせてシャフトを地面に対して垂直に固定し、フェース角を0度になるようにセット。

シャフトの軸線に対するフェースの上向き角度を測ります。

ヘッドのソールに、
〇度って書いてる数字になるのですが、リアルロフトは、ヘッドの個体差により若干の誤差あり

いきなり難解な説明だと思ったでしょうが、
難しく考えずに構えた時のフェースの見え方に大きく関係します。

アナタ自身の構えた時の安心感でロフトは選びましょう。

✅ フェース角

構えた時の目標に対するフェースの向きを表す角度

ライ角を合わせ、シャフトを地面に対して垂直に固定し、ソールを地面に接地させて測定します。

0度ならスクエアフェース、
-ならスライスフェース、
+ならフックフェース

アマチュアゴルファーはボールが捕まらないスライサーが多いので、
簡単と言われているクラブほど、フックフェースになっています。

これも、プレーヤーの好みですね。

✅ 重心距離

ウッド重心距離説明図

ヘッドの重心からシャフトの中心線までの垂直距離

長いほどインパクト時のスピードはアップしますが、

シャフト軸を中心とした慣性モーメントが大きくなるので、
ヘッドは返りにくくなります。

この重心距離は、重要な要素です。

大型ヘッドが振り遅れやすいのは、
ヘッドが大きくなって昔のクラブより重心距離が長くなったのでその影響です。

スイング技術だけの問題でもないんですね。

もし、大型ヘッドで振り遅れる人は、少し前のモデルのヘッド容量400CC前後のモデルを試してみると良いかも😅

 

✅ 重心深度

ウッド重心説明図

リーディングエッジからヘッド重心までの長さ イラストの D (VZG)

一般的には深いほどスイートエリアが広くなります。
さらに、インパクトロフトが多くなり打ちだし角も高くなります。

あともう一つ

イラスト B(HG)と そこからフェース上部までの長さを「有効打点距離」といいます。

有効打点距離の間で、
ヒットすれば打ち出しが高く低スピンの弾道になります。

ドライバーは、この場所でヒットすることがボールを飛ばす秘訣です。

ほかの要素も重要なのですが、先ずは、ココでヒットしましょう。

ちなみに、ドライバーが一番飛ぶ場所なので激芯と呼ばれたりします。

 

アナタの最大飛距離は、ヘッドスピードで決まる

じつは、飛距離を物理的に測定すると、3つの大きな要素があります。

それを、「飛びの三要素」と言います。ぶっちゃけていうと、丸暗記しましょう。

飛びの三要素

飛びの3要素とは、ボール初速・打ち出し角・バックスピン量の3つです。

3つを簡単に説明すると、

✅ ボール初速とは

飛びの3要素で、75%を占める「ボール初速」とは、
ゴルフクラブとボールが当たって前に出る瞬間の数字になります。

この数字を早くするためには、
ゴルフクラブのスイートスポットでボールをヒットする必要があります。

✅ 打ち出し角とは

打ち出し角とは、クラブフェースがボールをヒットした直後のボールが飛んでいく角度です。

理想の打ち出し角はヘッドスピードにより異なるため「ヘッドスピード別の表」で、
アナタのヘッドスピードに適切な打ち出し角を確認しましょう!

✅ バックスピン量とは

最後にバックスピン量の数字ですが、1分間にどれくらい後方回転がかかっているかの数値です。

バックスピン量に関しては、ゴルフボールの種類やゴルフクラブのロフト角、シャフトが大きく関係してきます。

打ち出し角・バックスピン量は、
ヘッドスピードにより適正な数字が違いますので下記の表で確認しましょう。

アナタのヘッドスピードの数値の打ちだし角とバックスピン量であれば、飛距離の公式通りの飛びになります。

アナタの最大飛距離がどれくらい出るのかを知りましょう!
そして、その距離が毎回出るように練習しましょう。

次は、ドライバーが一番飛ぶスイング軌道です。

 

飛距離を伸ばすためには、アッパーブローのスイング軌道

インテンショナルフックショット写真

ティーショットの飛距離を伸ばすために、スイングで気をつけておくポイントは、
アッパーブローでスイングすることです。

各メーカーは、打つ人のスイング軌道を
アッパーブローでボールを打つという前提でゴルフクラブを開発しています。

ボールの打ちだし角を高くして、低スピンで飛ばすという考え方が、近年のゴルフクラブの主流です。

ドライバーショットは、アッパーブローの軌道で打ちだし角を高くし低スピンで飛ばす。

この考え方に、沿わないゴルフスイングは、
ドライバーでボールが遠くに飛ばせないようになっています。

アッパーブローで打つための記事は、「苦手な人こそ見直そう! ドライバーショットの基本。」に記しています。

ボール位置や重心位置を適正にすれば、アッパーブローに打ちやすくなります。

では、ドライバーのマメ知識をまとめます。

✅ ヘッドの構造を理解して、激芯でヒット

✅ ヘッドスピードを知ることが冷静に飛距離を伸ばせる秘訣

✅ スイング軌道は、必ずアッパーブローで打つ

上記の3つのポイントを知識として覚えて、練習しましょう。

ラウンド前のオススメの練習器具

コースに着いて、身体をほぐすために役に立つ器具

朝日ゴルフから発売されている 「ゴルとれ」シリーズです。

シリコンで出来ていて、伸び縮みするので、スタート前にストレッチに最適😄

私もスタート前に使用しています。

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コースや練習場で方向やボール位置をチェックできる 練習器具(アライメントスティック)

目標に対して、方向やフェースの向き・ボール位置をチェックする練習器具です。

ゴルファーの7割以上は、右向きの方向で構えていると言われています。

目標方向に正しく立てるようになれば、ナイスショットの確率は一気にあがります。

スコアアップのためにも、毎回 方向の確認をし練習することをおススメします!

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ドライビングレンジがない時に、最適な練習器具

「コアスイング」という羽がついている素振り専用の練習器具です。

スイングした時に、羽が空気抵抗になるので、体幹に力をいれてスイングする感覚がわかります。

コースでも、体幹に力をいれてスイングしないと良いショットは打てないですからね。

この商品は、通常の練習でも使用できるのでおススメです。

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[2023.04.17]
 

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