苦手な人こそ見直そう! ドライバーショットの基本

ドライバーショットフィニッシュ

ティショットで、一番多く使用するクラブが「ドライバー」です。

ドライバーショットは得意ですか?と聞くと、苦手としている声が多いです。
苦手な人は、もしかすると、構え方やボール位置、ティーアップの高さを勘違いしている可能性があります。

一度基本に立ち返り、正しい構え方からスイングにつなげましょう。
そして、ラウンドで一度でも多くのナイスショットを打ちましょう。

INDEX

  1. ドライバー(1W)の性能とは
  2. ドライバーショットの構え方
  3. ドライバーショットのスイング
  4. ドライバーショットのまとめ
  5. 日頃の練習にオススメの練習器具

 

ドライバー(1W)の性能とは

近年のドライバーは、ボールが遠くに飛んで曲がりにくくなりました。
クラブヘッドが大きくなり、慣性モーメントが増大したことが要因ですが、ボールを遠くに飛ばすためのスイング軌道は何十年も同じままです。

ドライバーには、アッパーブローに打つというスイング軌道の定義があります。

アッパーブロー図

各メーカーは、打つ人のスイング軌道をアッパーブローでボールを打つという前提でゴルフクラブを開発しています。
ボールの打ちだし角を高くして、低スピンで飛ばすという考え方が、近年のゴルフクラブの主流になります。

ドライバーショットは、アッパーブローの軌道で打ちだし角を高くし低スピンで飛ばす。

この考え方に、沿わないゴルフスイングは、ドライバーでボールが遠くに飛ばせないようになっています。

必ず覚えましょう。

打ち出し角、バックスイングが、わからない人は、「どのようにボールが飛ぶのか (1) ヘッドスピード」で確認しましょう。

そして、ドライバーの性能に関しては、「最近のドライバーは打球がまっすぐに飛ぶ。目標に対して正しく立とう。」の記事で、書いていますので時間があれば確認しましょう。

ドライバーショットの構え方

アッパーブロー図アッパーブロー図

初めに、足幅(スタンス)の広さですが、13本(パターは除く)のゴルフクラブを振るスイングのなかで、一番広くなります。
広くなるといっても、アナタの肩幅より、少し広いくらいです。
この幅以上に広く立つと左右に身体が揺れやすく(スエー)なり、ボールが飛ばなくなりますので注意しましょう。

次に、ボールを置く位置ですが、左足のかかと線上に置きます。
14本のクラブの中で、一番左側になります。そして、ティーアップの高さがクラブヘッドから半分くらいボールが出るようにセットしましょう。

グリップの位置は、左内ももの前。
14本のクラブ、すべて共通でこの位置です。
構えた時の前傾の角度は、足のうらの体重のかかる位置を母指球に感じながらボールに少しおじぎをし、ボールとの距離を取ります。

14本のクラブの構え方で、一番角度は浅くなります。(大まかに30度くらい)

上記に解説した構え方により、スイング軌道がアッパーブローに振りやすくなります。

ゴルフスイングは、構えの足幅(スタンス)とボール位置を調整することにより、スイング軌道を変えることができます。

ほかのゴルフクラブを打つときにも、調整しましょう。

 

ドライバーショットのスイング

ドライバーショットは、13本のクラブの中で一番大きなスイングになります。

振り幅はイメージクロックでいうと、11時~2時です。

一番長いクラブを、大きく振るので軸を支える筋力がかなり必要です。
力いっぱい振って、ボールを遠くに飛ばしたいプレーヤーが多いでしょう。
そのためには、スイング中に、重心バランスを保つバランス感覚と筋力が必要になります。

アナタ自身が、現状を把握して、どれくらいの力加減で振ればバランスが保てるかを考えてスイングする必要があります。
解ってくれば、ナイスショットの回数が増えるでしょう。

ゴルフスイングの場面別に関しては、スイング徹底解剖を照らし合せながらイメージしましょう。

「ゴルフのフルスイング徹底解剖-理想のスイングの形をイメージしよう!」

13本のゴルフクラブのスイングの考え方は、基本は同じですが、各クラブのロフト角や長さが違うので、そのクラブに応じた足幅、ボール位置に調整する必要があります。
この考え方は、スイングをするために重要なポイントとなります。必ず頭に入れましょう。

ドライバーショットのまとめ

ドライバーショットの構え方やボール位置が安定すれば、ナイスショットの回数が確実に増えます。

ほとんどの人が、原因はスイングにあると考えがちですが、構え方やボール位置がいつもと違うことによりミスショットになっているケースが大半です。

人間の感覚はとても繊細で、一度覚えた動きは良い動きも悪い動きもそうそう忘れることはありません。
しかし、構え方やボール位置が違えば、練習したとおりのスイングができずミスショットになります。

ナイスショットを打つためには、毎回同じ構え方とボール位置が重要になります。
必ず頭に入れましょう。

ゴルフの大きな醍醐味であるドライバーショットが上手くなることはゴルフの魅力を知るうえで重要なポイントです。
一緒にラウンドしているプレーヤーより、遠くに飛ばせばアドバンテージが取れ、リズムが出てきて気分良くラウンドできます。

ただゴルフのスコアは、ショートゲームとパッティングで決まります。ドライバーショットが良くても、ショートゲームが上手くいかなければスコアには、結び付きません。忘れずに!

ゴルフには、「ドライバー is show!」「パット is Money!」という格言があります。

その日の、ドライバーショットとパッティングが良ければ、現状のアナタ自身が持っている最高の実力が発揮されベストスコアが出るはずです。
そのためにも、ドライバーショットはかかさず、練習しましょう。

日頃の練習にオススメの練習器具

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腕と身体を同調させるための練習器具

「三角先生」という前腕に装着して使用する練習器具
スイング中の正しい手首の動きを覚えると、一気にスイング技術が向上します。
その助けとなる練習器具。装着時はアプローチ練習から始めていきましょう!
スコアアップのためにも、最初に着用し練習することをおススメします!

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体幹を使うために、最適な練習器具

「スイングバット」という野球のバットにグリップがついた素振り専用の練習器具です。
重さと長さがあるので、体幹に力をいれてスイングする感覚がわかります。
コースでも、体幹に力をいれてスイングしないと良いショットは打てないですからね。
この商品は、通常の練習前やラウンド前に使用して身体をほぐすことができるのでそのような使い方もできます!
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距離感を養うための大きな武器

ラウンドのスコアを安定させるために、ピンまでの距離を正確に知る必要があります。

そのために、私は距離計測器を使用しています。GPSタイプやレーザータイプなど、かなりの種類が出ています。

安価なものになれば、ピンまで距離のみが出るタイプ。
高価なものになれば、ピンまでの距離、高低差が出るタイプ。

少し高い投資になりますが、高低差が出るタイプをおススメします。

距離と高低差がわかって、ショットをすれば距離感が身に付いてくるスピードも格段に速くなります。
正確に距離がわかる能力は、ゴルフのスコアを出すために不可欠です。

おススメは、『ニコン Nikon レーザー距離計 COOLSHOT クールショット PRO STABILIZED 高低差対応モデル』
私も使用しています。

詳しくは、各サイトで確認ください。

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[2024.01.11]
 

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