どのようにボールが飛ぶのか (1) ヘッドスピード
「自分のヘッドスピードを知るとゴルフが上手くなる!!」
アナタは、ドライバーショットでクラブを振った時のヘッドスピードがどれくらいか、知っていますか❓
アナタのドライバーショットのヘッドスピードがわかれば、アナタの最大飛距離がわかります。
ボールがどれくらい飛ぶかは、アナタのヘッドスピードと密接な関係にあるからです。
INDEX
- ヘッドスピードで、自分の出せる最大飛距離がわかる
- 飛距離の公式通りの飛距離が出ない理由
- アナタのヘッドスピードがわかれば、アナタとって最高のクラブに出会える。
- ドライバーのヘッドスピードがわかれば、おおよそのアイアンの飛距離もわかる
- 日頃の練習にオススメの練習器具
ヘッドスピードで、自分の出せる最大飛距離がわかる
なぜ、ヘッドスピードの速さでアナタの飛距離がわかるかというと、ボールとクラブヘッドがぶつかる力を数式で導き出せるからです。
その公式は、ヘッドスピード(HS) × 5 × 1.1 = 飛距離 です。
最近のゴルフクラブは、進化しているのでこの式より少し飛距離が出る可能性はあります。
アナタが現在使用しているゴルフクラブやボールの性能により、若干の誤差は出ますが、大まかには飛距離を知ることができます。
男性の平均ヘッドスピードが、40 m/sと言われています。
式に当てはめると220ヤードですね。これがその人が出せる最大飛距離になります。
そのため、
ゴルフ場のセカンド地点の目安のフラッグは230ヤード地点に設置しています。
前でプレーしているプレーヤーがそのフラッグを越えれば、
次のプレーヤーはティーショットを打っても良いという目安になります。
ヘッドスピードは、練習場やゴルフショップに置いてある機械で計測できます。
自分のヘッドスピードがわからない人は、一度計測してみてください。
ただゴルフショップでは、少し数値が早く出るように設定しているショップもありますので注意しましょう。
計測時には、自分がゴルフ場で振るくらいのスピードを意識しましょう。
力任せに無理やり振ったり、コースよりやさしく振るなどをしてしまうと正確な計測ができませんので普段のスイングを心がけましょう。
飛距離の公式通りの距離が出ない理由
アナタが飛距離の公式から計算した最大飛距離を出すためには、飛びの3要素を覚えましょう。
飛びの3要素とは、ボール初速・打ち出し角・バックスピン量の3つです。
ボール初速とは
飛びの3要素で、75%を占める「ボール初速」とは、ゴルフクラブとボールが当たって前に出る瞬間の数字になります。
この数字を早くするためには、ゴルフクラブのスイートスポットでボールをヒットする必要があります。
打ち出し角とは
まずは、ドライバーのロフト角について解説します。
ドライバーのロフト角とは、シャフトの軸線とフェース面の角度になります。
正式には、「リアルロフト」といいます。
一般男性が使用するドライバーのロフト角が7度~11度、一般女性が使用するドライバーのロフト角が12度~15度です。
次に打ち出し角とは、クラブフェースがボールをヒットした直後のボールが飛んでいく角度です。
打ち出し角は、10度~21度でドライバーのロフト角より打ち出し角が大きくなります。
打ち出し角はヘッドスピードにより異なるため「ヘッドスピード別の表」で、アナタのヘッドスピードに適切な打ち出し角を確認しましょう!
そのためドライバーでの飛距離を適正に出せるのは、アッパーブローのスイングです。
ドライバーショットでダウンブローにスイングしている間は、打ち出し角で大きく上にボールをあげることはできないので注意しましょう。
アッパーブローのスイングについては「飛距離をアップさせるには、遠心力を使え!」の記事で、ロフト角については「クラブのロフト角が変わると飛ぶ飛距離が変わるって知ってる?」の記事で解説しています。
バックスピン量とは
最後にバックスピン量の数字ですが、1分間にどれくらい後方回転がかかっているかの数値です。
バックスピン量が多すぎると上に飛びすぎて飛距離をロスします。
しかし少なすぎると、上空に上がりきらずすぐに地面に到達してしまいます。バックスピン量に関しては、ゴルフクラブのロフト角とシャフトが大きく関係してきます。
打ち出し角・バックスピン量は、ヘッドスピードにより適正な数字が違いますので下記の表で確認しましょう。
下記の表の、アナタのヘッドスピードの欄に打ち出し角とバックスピン量を数値内で収めるよう努力しましょう。
それができれば、飛距離の公式通りの飛距離が出ます。
今からアナタが、ヘッドスピードを10 m/s上げることはかなり難しいですが、自分のヘッドスピードにあったバックスピン量にすることは、クラブの調整とスイング練習を積めば、確実にできるようになります。
公式通りの飛距離が出るようになれば、コースマネージメントができるようになります。
まずは、アナタがどれくらいの飛距離が出るのかを知りましょう🎶
アナタのヘッドスピードがわかれば、アナタにとって最高のクラブに出会える。
アナタのヘッドスピードがわかれば、アナタに合ったクラブ探しの旅にでましょう。
スイング作りは、アナタのヘッドスピードに合ったクラブに出会ってから始めるタイミングが最良だと私は考えます。
ただクラブにも簡単なクラブと難しいクラブが存在します。
簡単なクラブは車で例えると普通自動車です。
そして、難しいクラブはレーシングカーです。
まだゴルフを始めたばかりのアナタは、車の免許取りたてのドライバーです。
いきなりレーシングカーを運転することを想像してください。
・・・たぶん、無理ですよね。
しかし、普通自動車ならできますよね。
そして、特別な訓練をすればレーシングカーにも、いずれは乗れるようになります。
ゴルフも最初は簡単なクラブで練習を重ね段階を経て、技術レベルに応じてクラブを変えていくとそのうち上級者が使うクラブも使いこなせるようになります。
まずは、現状でのアナタにとって最高のクラブを探しましょう。
ドライバーのヘッドスピードがわかれば、おおよそのアイアンの飛距離もわかる。
ドライバーのヘッドスピードがわかれば、おおよそのアイアンの飛距離もわかります。
アナタのドライバーの飛距離の半分が、9アイアンの飛距離と考えてください。
ですので、ドライバーで220ヤードの飛距離が出るプレーヤーは9アイアンでは110ヤード飛ぶ計算ができます。
「クラブのロフト角が変わると飛ぶ飛距離が変わるって知ってる?」の記事にもありますが、同じ9番アイアンでもブランドによりクラブのロフト角が違いますので、あくまでも大まかな目安です。
アナタのドライバーのヘッドスピードがわかれば、おおよそのアイアンの飛距離もわかってきます。
そうすれば、コースマネージメントの基本となる各番手の飛距離もわかります。
まずはアナタのヘッドスピードを計測し、ドライバーの最大飛距離を知りましょう!
日頃の練習にオススメの練習器具
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スイング作りの基本グリップ作りに役に立つ器具
「グリップ先生」ボールに力を伝えるために良いグリップは必須です!
そのグリップの形を形成するための練習器具😄器具の突起に指を合わせてシャドースイング
瞬く間に良いスイングが身に付き、部屋の中でも練習できます。
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腕と身体を同調させるための練習器具
「三角先生」という前腕に装着して使用する練習器具
スイング中の正しい手首の動きを覚えると、一気にスイング技術が向上します。
その助けとなる練習器具。装着時はアプローチ練習から始めていきましょう!
スコアアップのためにも、最初に着用し練習することをおススメします!
体幹を使うために、最適な練習器具
「スイングバット」という野球のバットにグリップがついた素振り専用の練習器具です。
重さと長さがあるので、体幹に力をいれてスイングする感覚がわかります。
コースでも、体幹に力をいれてスイングしないと良いショットは打てないですからね。
この商品は、通常の練習前やラウンド前に使用して身体をほぐすことができるのでそのような使い方もできます!
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距離感を養うための大きな武器
ラウンドのスコアを安定させるために、ピンまでの距離を正確に知る必要があります。
そのために、私は距離計測器を使用しています。GPSタイプやレーザータイプなど、かなりの種類が出ています。
安価なものになれば、ピンまで距離のみが出るタイプ。
高価なものになれば、ピンまでの距離、高低差が出るタイプ。
少し高い投資になりますが、高低差が出るタイプをおススメします。
距離と高低差がわかって、ショットをすれば距離感が身に付いてくるスピードも格段に速くなります。
正確に距離がわかる能力は、ゴルフのスコアを出すために不可欠です。
おススメは、『ニコン Nikon レーザー距離計 COOLSHOT クールショット PRO STABILIZED 高低差対応モデル』
私も使用しています。
詳しくは、各サイトで確認ください。