シャフトのしなりが理解できる練習器具「トルネードスティック」
自分自身のゴルフスイングを作っていく過程で、感覚的に理解する方法の一つとして、練習器具を使用する方法があります。
私自身も、スクール生に感覚的に理解してもらうときには練習器具を使用してレッスンを行います。
また、自分自身の練習をする際も練習器具を使用して、スイングのチェックをします。
さまざまある練習器具の中で、今回は「トルネードスティック」という練習器具の使用方法と効果を解説します。
INDEX
トルネードステッィクとは?
トルネードステッィクとは、タバタから発売されている練習器具で、プロゴルファーの藤田寛之氏が監修しています。
トルネードステッィクの発売日は、2012年と8年前ですが、今も多くのプロやアマチュアゴルファーが愛用するロングセラーの練習器具です(2020年2月現在)
どんな練習器具なのかというと、先に重りのゴムがついたやわらかいホースのような形の練習器具です。
トルネードステックは、ロングタイプとショートタイプがあり、それぞれに硬さの違う2つのホースがついていて計4種類ラインナップされています。
硬さの違いは、ホースの色が、
ホワイトが ソフトタイプ
ブラックが ハードタイプ
です。
長さは、
ロングタイプ 1080㎜
ショートタイプ 690㎜
になります。
ロングタイプは、練習場やコースのラウンド前などに使用し、ショートタイプは、自宅での素振りで活用ください。
トルネードステッィクの使用方法
では、使用方法の説明になります。
始めは通常のボールを打つ構えとグリップを作ります。
そして、やわらかいホースのしなりを意識してバックスイングを始動し、トップを作ります。
トップから、ホースのしなりを感じながらインパクト、フォロースルー、フィニッシュまで振り切ります。
インパクトでは、ヘッドの先を先行させる!
そして、スイングの形は後方から見た時に、左腕が上にきて右腕が肘が曲がった状態で下にきます。
この練習器具のポイントは、インパクト以降ホースの先を先行させながら振れるかどうか?です。
やわらかいホースのしなりとゴルフクラブのシャフトのしなりは同じ動きをします。
詳しくは、動画で確認しましょう。
ほとんどのアマチュアの人は知らないと思いますが、
ゴルフスイングのインパクトでは、シャフトは逆にしなってボールに当たっています。
逆しなりこそが、ボールを正しく飛ばす要素の一つになります。必ず覚えましょう!
シャフトのしなりの記事をチェック
トルネードステッィクの効果
練習器具「トルネードスティック」の効果は、
しなやかなホースのしなりにスイングのリズム、タイミングを合わせることで、正しい体の動きが身に付きます。
適度なヘッドの重さと、ホースのしなりを意識しながら繰り返しスイングすることで、大きなスイングアーク、安定したスイングプレーンなどをマスターすることができます。
私も愛用者の一人で、ラウンド前に必ず素振りをしています。
ラウンド前にすることで、スイングの打ちいぞぎを防ぎ、ゆったりスイングする感覚がわかります。
もしラウンド前に、力任せにクラブを振って調整を怠ると、ラウンド中に身体が開いてボールが捕まらなくなります。
トルネードスティックを振れば、身体の開きの少ないインパクトを作りやすいので効果的です。
プロゴルファーでも、愛用者が多いロングセラーの練習器具。
ぜひ、お試しください。
ラウンド前のオススメの練習器具
コースに着いて、身体をほぐすために役に立つ器具
朝日ゴルフから発売されている 「ゴルとれ」シリーズです。
シリコンで出来ていて、伸び縮みするので、スタート前にストレッチに最適😄
私もスタート前に使用しています。
コースや練習場で方向やボール位置をチェックできる 練習器具(アライメントスティック)
目標に対して、方向やフェースの向き・ボール位置をチェックする練習器具です。
ゴルファーの7割以上は、右向きの方向で構えていると言われています。
目標方向に正しく立てるようになれば、ナイスショットの確率は一気にあがります。
スコアアップのためにも、毎回 方向の確認をし練習することをおススメします!
ドライビングレンジがない時に、最適な練習器具
「コアスイング」という羽がついている素振り専用の練習器具です。
スイングした時に、羽が空気抵抗になるので、体幹に力をいれてスイングする感覚がわかります。
コースでも、体幹に力をいれてスイングしないと良いショットは打てないですからね。
この商品は、通常の練習でも使用できるのでおススメです。