スリクソン ZXシリーズ 新ドライバーは数年ぶりに会心の出来映え

2020年10月17日に、スリクソンから新しいドライバーが発売されます。
ZXシリーズ
海外の試合では、松山英樹プロが使用し好成績を出し
国内では、星野陸也プロがフジサンケイクラシックで優勝しました。
使用したプロは、みな「今までのドライバーより飛距離が出る」と言っています。
ですので、私も試打をしてきました。
今回は、スリクソンZXシリーズの性能と感想を書いていきます。
INDEX
スリクソンZXシリーズの新性能
スリクソンZXシリーズのドライバーは、ここ数年間使用していなかった 松山英樹プロが試合で使用し一気に注目を集めました。
試合では、400ydを超えるビックドライブも飛び出し、今回のドライバーは飛距離も出るし使いやすいとのコメントも残しています。
まずは何が変わったのかということですが、一言で言えば「たわみの4層構造」です。
ヘッドの構造を、「軟」「剛」「軟」「剛」と配置することで、より大きなたわみを出しボール初速を上げるように作っています。
単純にボール初速が上がれば、遠くにボールが飛びます。
ボール初速は、飛距離要素の75%を占めるので重要です。
詳しくは、「バックスピン量で、ドライバーショットの飛距離が変わる。」の記事で書いています。
フェースを軟らかくし、フェースを支える部分を硬く、そして、支える部分のすこし後ろを軟らかくしヘッドの最後方を硬くしパワーロスを防ぐ設計みたいです。
今回は、この設計が上手くいき飛距離アップに繋がったようです。
今回のドライバーは、ヘッドタイプが2種類あります。
松山英樹プロも、コースにより使い分けるそうです。
では、試打の感想です。
スリクソンZXシリーズのヘッドタイプは2種類
まずは、ヘッドタイプの紹介です。
スリクソン ZX7
ヘッド体積は、460CC
ヘッドの売りは、驚異の飛びと操作性
ZX5ヘッドより、四角い形でヘッドが小さく見えます。調整用のウエイトが2カ所 トゥ側8g ヒール側4g
スリクソン ZX5
ヘッド体積は、460CC
ヘッドの売りは、驚異の飛びとやさしさ
ZX7ヘッドより、面長でヘッドが大きく見えます。調整用のウエイトが1カ所 後方8g
2種類のドライバー試打の感想ですが、2種類のヘッドともに私が現在使用しているドライバー(スリクソンZ725リミテッドモデル)よりボール初速が出ました。久しぶりのボール初速 70㎧越えです。
シャフトは、カスタムシャフト ツアーAD XC-7Sを使用
5球ずつ、打ちました。
結果は、最大飛距離は、ZX5のヘッド
方向性はZX7のヘッドが良かったです。
個人的には、ZX7のヘッドのほうが構えた感じが良かったので好きです。
もしドライバーを変えるなら、ZX7のヘッドにします。
なぜかというと、日本のコースはアメリカのコースほど広くないからです。
日本は国土が狭いので、コースの距離もアメリカのコースほどありません。
しかし、森林が多いのでどう作ってもコースがバカみたいに広くは作れません。
ですので、操作性重視です。打感は、流石スリクソンというマイルドな当たりで申し分なしです。
最近のドライバーのヘッドは、規制内でも反発が大きいモデルが出ています。
その中でも、今回のZXシリーズは反発が高かったです。ということは、物理的に飛距離が出ます。
ぜひ、各サイトで見てください。