クリーブランド 新ウエッジは、今までにない新構造
数年ぶりにウエッジを変えようと思います。
今まで、何年にも渡りクリーブランドの松山英樹モデルを使用しているのですが、
数年前に廃版になりました(涙)
ウエッジは、使えば使うほど溝が減っていきます。そして、買い替えになります。
新モデルが発売されるたびに、試打を繰り返していたのですが、
なかなか自分のイメージ通りのウエッジに出会えませんでした。
しかし、今回のクリーブランドから発売されるウエッジ 「RTX ジップコア」
試打した瞬間に買い替えを決意しました!
それでは、「クリーブランドウエッジ RTX ジップコア」の性能を解説します。
INDEX
RTX ジップコア は、今までにない新構造
1. ネックにセラミックピンを入れる新技術
ネック内部にセラミックピンを内蔵し、重心位置をフェースセンター寄りにすることができました。
さらに余剰重量をトゥ側上部に配置することで、上下の慣性モーメントをアップさせました。この新構造により、今までのウエッジよりも重心位置が高くなり、打ち出しが安定してる実感があります。
2. 溝は、クリーブランドウエッジ史上最深
RTX史上最も深いグルーブ(溝)にすることにより、特にラフやWET時など悪条件下でのスピン性能が向上しています。
さらにグルーブの本数を増やすことでスピン量が増大し、優れたスピンコントロール性能を発揮できます。
なぜ今まで、このような溝設計にしなかったのかという感じはしますが!
RTX ジップコア の最大の利点
私が試打で打った感想ですが、新構造により重心位置が高くなったので、低く打ちだしてスピンが効かせやすくなりました。
ウエッジのミスで、「くぐる」というボールがフェースにのらず上に上がって距離が出ないミスが激減しそうな雰囲気です。
新構造により、グリーン周りの少し上げて転がす打ち方のピッチエンドランが、非常に打ちやすかったです。
買い替えの決め手は、ピッチエンドランの打ちやすさです。
グリーン周りのショットが良くなれば、スコアは良くなりますからね。
あとクリーブランドウエッジの定番である出っ歯のリーディングエッジも良いですね。
球が拾いやすいイメージが出ます。
RTX ジップコア のソールバリエーションも豊富
クリーブランドウエッジ RTX ジップコアは、ソールのバリエーションも豊富です。
ショートゲームで重要な56° 58° 60° では、FULL MID LOW の3種類のソールをラインナップ
ソールのバリエーションが3種類あっても迷うと言う声があるので、簡単に説明すると、
FULL SOLEは、バンス角が大きくなるので、多少ダフリ気味に入ってもミスを軽減してくれます。
さらに、バンス角が大きいので、バンカーショットで距離を出しやすくなります。
しかし、地面が硬い場合にバンスが地面に当たる面積が大きくなるのでトップのミスが出やすくなります。
LOW SOLEは、バンス角が小さくなるので、地面の硬さは関係なしにヘッドをボールの後方に入れやすいです。
ただ毎回ヘッドを上手く入れる技術が必要です。
あとバンカーショットも、スピンでピンの近くにボールを止めやすくなりますが、距離は出しにくいです。
MID SOLEは、2種類の中間のソール形状ですね。
私は、56°と60°の2本を購入予定です。
56° MID SOLE
60° LOW SOLE
にします。
なぜ、60°はLOW SOLEかというと、距離が短いバンカーショットで飛ばないようにするためです。
バンス角は、大きければ大きいほど砂の爆発力によりボールが遠くに飛ばせます。
今回はウエッジを2本セッティングするので、使い分けは、
フェアウェイからのショートゲーム60yd以内 60°ウエッジ
グリーン周りのピッチエンドラン 56°ウエッジ
距離のあるバンカーショット(大体25ydくらい) 56°ウエッジ
距離の無いバンカーショット(大体10ydくらい) 60°ウエッジ
のような感じです。
距離のあるバンカーショットでは、56°のウエッジを使用します。
私は、バンカーショットの距離によって使用するウエッジを変えています。
もしバンカーショットで悩んでいる人は、ロフト角が小さいウエッジを使用すると距離が出しやすくなるので、一度試してみる価値ありです。
最近ショートゲームが上手くいかなかったので、新ウエッジが楽しみです。