決断力をあげるためにスイング幅を4つに分けよう
ゴルフ上達のための大きな要因は、何だと思いますか?
細かく分類すると、ショットの精度やパッティングの上手さ、コースマネージメント力などになります。
この細かな技術をあげるために、あなたが一番やらなければならないことがあります。
それは、『決断』することです。
ゴルフのショット・パット共に決断なしには良い結果が生まれません。
今回は、この決断力を上げるために、ショットの大きさを4つに分類しました。
当スクールで指導する時にも使っていきますので、ぜひ覚えてコースでのナイスショットを増やしましょう!
今回は、決断力を上げるためのショットのふり幅を解説します。
まずはスイング幅のルールを覚えよう
ゴルフの共通用語として、『イメージクロック』というものがありイメージクロックを使用して、これからのスイングの振り幅を解説していきます。
まずイメージクロックとは、時計の文字盤に背中を向けてまっすぐ立っている状態をイメージします。
その状態で頭の位置を12時・足元を6時・右横を9時・左横を3時という具合に表現します。
レッスン生のよくある間違いとして、文字盤の位置をクラブヘッドの位置だと思っている人がいます。
文字盤の位置=腕の位置だと覚えましょう。
例えば、ハーフスイングの場合、腕が9時の位置にある時にはクラブヘッドはまださらに上にあります。そしてフォロースルーで3時の位置にある時はクラブヘッドはフィニッシュ側にあります。
もし腕よりクラブヘッドが地面側にあればスイングとして矯正しなければならない動きとなります。
それでは、文字盤とスイング幅の名称をあわせていきましょう!!
11時 - 1時 スイングA (フルスイング)
10時 - 2時 スイングB (スリークォータースイング)
9時 - 3時 スイングC (ハーフスイング)
7時 - 5時 スイングD (振り子スイング)
振り幅の解説と使用用途は次章で解説します。
スイング幅4パターンを解説
スイングA(フルスイング)
最初は、スイングA/フルスイング(11時~1時)
スタンスは肩幅で構えて、グリップ位置は左内モモの前、重心バランスは、左6右4で構えます。
トップオブスイングのポジションは、11時
スイングの中で、一番深く捻転し大きく腕が上がります。
フィニッシュは、最後まで振り切って左足1本で立ちます。
このスイングを使用する場面の例としては、ティーショット、傾斜が緩やかな地点など
ゴルフ全体のコースマネージメントとしては、2割くらいです。
スイングB(スリークォータースイング)
次に、スイングB/スリークォータースイング(10時~2時)
スタンスはフルスイングよりは少し狭く構えて、グリップ位置は左内モモの前、重心バランスは、左6右4で構えます。
トップオブスイングのポジションは、10時
フルスイングよりは、少し小さな位置に腕が収まります。
フィニッシュは、2時の位置まで振り切って重心は左へ9割乗せます。
このスイングを使用する場面の例としては、コントロールがメインのスイングになり使用頻度がかなり高くなります。
セカンドショットやサードショットなど、傾斜が少しあってもミート率を下げることなくできやすいスイングなので、しっかり練習しましょう。
上級者になれば、全ショットの8割以上がこのスイングになります。
スイングC(ハーフスイング)
次に、スイングC/ハーフスイング(10時~2時)
スタンスはフルスイングよりは少し狭く構えて、グリップ位置は左内モモの前、重心バランスは、左7右3で構えます。
重心バランスが変わります。
なぜかというと、このスイングはライナーボール(スイングBより低く強いボール)を打つことが目的なので、スイングBよりも左へ重心を乗せましょう。
トップオブスイングのポジションは、9時
スイングBより、かなり低い位置に腕が収まります。
フィニッシュは、3時のポジションで腕を止めて重心はスイングBよりは少し右ですが、同じくらい左に乗せても大丈夫です。重心が右に残るミスだけは失くしましょう。
使用する場面は、セカンド・サードショットの傾斜が強い場所、木の下を抜くショットなど
傾斜や障害物により大きくスイングできない場面で使用します。
スイングD(振り子スイング)
最後は、スイングD/振り子スイング(7時~5時)
スタンスは30㎝くらい広げて構え、グリップ位置は左内モモの前、重心バランスは、左8右2で構えます。
基本的には、ロフト角通りのボールの高さで打つスイングで、スイング中の重心移動もほとんどなし
上げるというよりは、転がすスイングだと考えましょう。
トップオブスイングのポジションは、7時
手首は使わず、腕で作った三角形を上半身の回転で後方へ持っていくようにします。
フィニッシュは、5時のポジションで腕を止めます。
この時に、手首が曲がったりスイング幅は5時以上にならないように注意しましょう。
使用する場面は、主にグリーン周り
グリーンに乗せることが目的のスイングとなります。
次章で、4つのスイングのまとめと心得を記しておきます。
決断することにより後悔が減ってメンタルが保てる
4つのスイング まとめ
スイングA/フルスイング
振り幅 11時ー1時
使用場面 ティーショットなど
スイングB/スリークォータースイング
振り幅 10時ー2時
使用場面 セカンドショットなど(使用頻度かなり高い)
スイングC/ハーフスイング
振り幅 9時ー3時
使用場面 傾斜がきつい場所、トラブルショットなど
スイングD/振り子スイング
振り幅 7時ー5時
使用場面 グリーン周りなど(グリーンオンは、ほとんどスイングD)
この4つのスイング+ゴルフクラブ13本を使用すれば、多くの場面に対応できてくるはずです。
スイングのミスのほとんどは、決断力のなさ😥
もしこれからのゴルフで、あなたがこの4つのスイングを使用し決断力が挙げれるなら、間違いなくスコアを更新していくことでしょう!
ということで、グリーンワンゴルフスクールでは、4つのスイングを徹底的に覚えてもらいます。
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