アナタに合った最高のウエッジの組み合わせがある!
アナタはAWやSWのロフト角を、どのように選びましたか?
「一番多い組み合わせが、52° 58°だから…」
「店員さんのオススメが、この組み合わせだから…」
「アイアンと同じ単品ウエッジで揃えた。」
など、でしょうか?
今回は、ショートゲームの鍵となる「ウエッジ」のロフト角選びを解説・提案します。
INDEX
ゴルフクラブのロフト角って何?
ゴルフクラブのイラストで、フェース部分の傾いた角度を、「ロフト角」といいます。
14本のクラブセッティングの中で、ロフト角の違うクラブを打つことで、さまざまな距離を打ち分けれます。
その中で、ウエッジは、グリーンに近づいた時に使用するクラブで、クラブセッティングの中で、ロフト角が大きくなるクラブです。
アイアンセットは、ほとんどが5番アイアン~ピッチングウエッジまでのセット販売されているものが多く、ウエッジは別売りされています。
そのため、ウエッジのみ購入するスタイルが一般的です。
ウエッジのロフト角選びの2つの基準
ウエッジを数本セッティングするための
2つの基準を解説します。
一つ目は、PWのロフト角を基準として選ぶ方法です。
例えば、最もポピュラーな選び方であるロフト角 52° 58° の2本のウエッジのセッティングは、PWのロフト角が 46° ~ 47° の場合にマッチする組み合わせです。
PWのロフト角で 46° ~ 47° といえば、マッスルバックからキャビティに相当する上級者向けのアイアンのロフト角に相当します。
ということは、飛び系アイアンではPWのロフト角も立つので、必要なロフト角度や必要なウエッジの本数も変わってくることが分かります。
二つ目の選び方は、100ヤードを打つロフトを基準として選ぶ方法です。
アナタのヘッドスピードで、100ヤードを打てるクラブのロフト角は変わってくるので、それを基準に解説します。
短いパー4の2打目やパー5の3打目は、アナタ自身が得意な距離や多く練習した距離を残してピンを狙うことが定石です。
多くのプレーヤーは100ヤードを基準に練習するので、この距離をフルスイングで打てるクラブをセッティングしておくとコースが攻めやすくなります。
1. PWのロフト角を基準とした選び方
PWのロフト角は、アイアンのシリーズにより違います。
まずは参考にアスリートからシニアが使用できるものまで、
バランスよくゴルフクラブを投入している、ダンロップゴルフ(スリクソン・ゼクシオ)を例にとって見てみましょう。
クラブシリーズ名 PWロフト角 スリクソン Z-FORGED 46° スリクソン ZX7 MarkⅡ 46° スリクソン ZX5 MarkⅡ 44° スリクソン ZX4 MarkⅡ 43° ゼクシオ エックス 43° ゼクシオ 12 42° ゼクシオ クロス 37°
このようにアイアンのシリーズによっては、ロフト角が10°も違いがあることが分かります。
では、PWのロフト角により、オススメの組み合わせを紹介します。
【ロフト角 46°~47°】
52° 58° 一番オーソドックスな組み合わせ
52° 56° 60° ショートゲームを重視する人、ウエッジ好きの人にオススメ
【ロフト角 44°~45°】
50° 56° ウエッジを2本で揃えるなら、この組み合わせ
50° 54° 58° バランスのよさはピカイチ
【ロフト角 42°~43°】
50° 56° 2本で揃えるのはむつかしいが、苦渋の策セッティング
48° 52° 56° ウエッジをオートマチックに打ちたいセッティング
46° 52° 58° ウエッジに自信があるならオススメのセッティング
【ロフト角 40°~41°】
46° 50° 56° ウエッジをオートマチックに打ちたいセッティング
46° 52° 58° ウエッジに自信があるならオススメのセッティング
【ロフト角 ~39°】
46°よりロフト角が小さいウエッジはほとんど市販されていないので、
アイアンシリーズのPWを一本セッティングし、その流れのロフト角を考えましょう。
42° ~ 45° 購入するPWのロフト角は、
50° 56° 2本 セッティングなら
48° 52° 56° 3本 セッティングなら
2. 100ヤードを基準としたロフト選び
ウエッジのセッティングを考えるときに、100ヤードをフルスイングで打てるようにする方法があります。
アナタのヘッドスピードにより、100ヤードをフルスイングで打てるウエッジのロフト角が違います。
下記の表に、記していますので、先ずは確認しましょう。
HS m/s ロフト角 36~37 44° 38~39 46° 40~41 48° 42~43 50° 44~45 52° 46~47 54° 48~49 56°
※ ヘッドスピードは、ドライバーショットで計測
こうやってみると、ヘッドスピードよって100ヤードを打つクラブはPWにもSWにもなることが分かります。
目安としては、
【36~37m/s】
44° 50° 56°
【38~39m/s】
46° 52° 56°or 58°
【40~41m/s】
48° 52° 56°or 58°
【42~43m/s】
50° 56°
50° 54° 58°
【44~45m/s】
52° 58°
52° 56° 60°
【46m/s~】
100ヤードは、54°以下のウエッジのフルスイングになるので、
ショートゲーム重視の60°ウエッジを検討してもいいでしょう。
52° 56° 60°
50° 56° 62°
ロフトピッチが不揃いでもいい例外
ここまでは、ウエッジのロフト角の間隔のバランスを揃えることを推奨してきましたが、
アナタにとって必要なクラブや弱点を補っているクラブがあるなら、そのセッティングもいいでしょう。
例えば
バンカーショットが苦手であれば、バンカー専用のウエッジを入れてもいいです。
52° 56°(バンカー用)58° のセッティングや、
52° 56°(バンカー用)56°(アプローチ用)など、ロフト角が同じでバンス角が違うウエッジをセッティングしても問題ありません。
あとは、
高い球のアプローチが必要なら 60° ~ 64° のロブウエッジをセッティングしたり、
ランニングアプローチが苦手なら、チッパー(ウエッジの長さのロフト角30°前後のアプローチ専用クラブ)を使うのも一つの手でしょう。
世界のトッププレーヤーで、有名な海外ゴルフコース設計家の帝王「ジャック・ニクラウス」は、有名な言葉を残しています。
「スコアの70%はピンから120ヤード以内で打たれる」
「だからアプローチとパターを練習するべきだ」
最後に、私がおススメするウエッジのシリーズを紹介します。
興味があれば、ぜひご覧ください。
ショートゲームが上手くなるおススメのウエッジ
クリーブランドゴルフ(Cleveland Golf) ウエッジ RTX ZIPCORE
重心位置を高く設計しているので、低い球が打ちやすく近い距離からピンを狙いやすいウエッジです。
打感がやわらかくスピンがかかりやすいこともおススメポイントの一つです。
日頃の練習にオススメの練習器具
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スイング作りの基本グリップ作りに役に立つ器具
「グリップ先生」ボールに力を伝えるために良いグリップは必須です!
そのグリップの形を形成するための練習器具😄器具の突起に指を合わせてシャドースイング
瞬く間に良いスイングが身に付き、部屋の中でも練習できます。
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腕と身体を同調させるための練習器具
「三角先生」という前腕に装着して使用する練習器具
スイング中の正しい手首の動きを覚えると、一気にスイング技術が向上します。
その助けとなる練習器具。装着時はアプローチ練習から始めていきましょう!
スコアアップのためにも、最初に着用し練習することをおススメします!
体幹を使うために、最適な練習器具
「スイングバット」という野球のバットにグリップがついた素振り専用の練習器具です。
重さと長さがあるので、体幹に力をいれてスイングする感覚がわかります。
コースでも、体幹に力をいれてスイングしないと良いショットは打てないですからね。
この商品は、通常の練習前やラウンド前に使用して身体をほぐすことができるのでそのような使い方もできます!
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距離感を養うための大きな武器
ラウンドのスコアを安定させるために、ピンまでの距離を正確に知る必要があります。
そのために、私は距離計測器を使用しています。GPSタイプやレーザータイプなど、かなりの種類が出ています。
安価なものになれば、ピンまで距離のみが出るタイプ。
高価なものになれば、ピンまでの距離、高低差が出るタイプ。
少し高い投資になりますが、高低差が出るタイプをおススメします。
距離と高低差がわかって、ショットをすれば距離感が身に付いてくるスピードも格段に速くなります。
正確に距離がわかる能力は、ゴルフのスコアを出すために不可欠です。
おススメは、『ニコン Nikon レーザー距離計 COOLSHOT クールショット PRO STABILIZED 高低差対応モデル』
私も使用しています。
詳しくは、各サイトで確認ください。