ゴルフ上級者が好む アイアン3つのポイント
ゴルフが上達してくれば、クラブにこだわりが出てきます。
「あの顔(フェース)がいい」「このネック形状が好きだ。」など、自分好みのギアを揃えたくなります。
ゴルフクラブを買い替えたり、チューニングすることは、ホントに楽しいです😁
その中でも、上級者になればアイアンにこだわる人が増えてきます。
ゴルフのスコアを出そうと思えば、パーオンを増やすことが近道なんです。
そのために、自由自在に操れるアイアンがあればスコアアップの大きな武器になります。
今回は、ゴルフ上級者が好む アイアン3つのポイントを解説します。
INDEX
なぜ上級者はアイアンに、こだわるのか!?
上級者は、「なぜアイアンにこだわるのか?」というポイントから解説していきます。
答えはシンプルで、スコアに直結するからです。
スコア100切りを目指すプレーヤーからは、ゴルフのスコアはアプローチとパッティングじゃないのか😲という声が聞こえてきそうですが、ゴルフが上達していけば最終的にアイアンショットの正確性が平均したスコアの安定を決定付けます。
それを証明しているデータが、アメリカのPGAツアーで活躍している松山英樹プロのパーオン率の成績です。
「パーオン率」とは、パーオンする確率を示す数値です。「パーオン」とは、各ホールの規定打数のパーより2打少なくグリーンに乗せることを指します。
計算のやり方は、「パーオンしたホール数 ÷ 総ホール数」で出すことができます。
松山英樹プロの2017年~2020年の年度別パーオン率 年度 パーオン率 世界ランキング 2017年 69.01 5位 2018年 69.77 23位 2019年 69.38 20位 2020年 68.54 20位
2017年以降、松山プロはツアー優勝がありません。しかし、世界ランキング20位前後の成績を毎年保っています。
松山プロは2017年以降ツアー優勝からは遠ざかっていますが、世界屈指のアイアンショットの巧者なので安定して成績を保っています。
ちなみに優勝がなく世界ランキング20位前後にいるのは松山プロだけで、ほかの選手は優勝がありポイントを稼いでランキング上位にいます。
それくらいアイアンショットが良ければ、成績が安定するということです。
そのため、上級者は自分好みのアイアンに、こだわります。
スコアに直結するのはパーオンだということは、「ゴルフのスコアを良くするための秘訣は、パーオン!」の記事でも紹介しています。
時間があれば、読んでください。
では、上級者はどのようなアイアンを好むのか?
今回ダンロップスポーツから発売された『スリクソン ZX7アイアン』で解説していきます。
上級者が好むアイアン 3つのポイント
上級者はスコアメイクに重点をおくので、ボールをコントロールできるアイアンを好みます。
上級者が好むポイントを3つに分けて説明します。
1.ヘッドのタイプ・大きさ
ヘッドのタイプは、マッスルバックやキャビティータイプの小ぶりのタイプになります。
なぜ小ぶりのヘッドになるかというと、操作性に優れているからです。
ヘッドを大きくすれば、スイートスポットを大きくすることができます。しかし、スイートスポットが大きくなると当たった感覚で、どのようにボールに回転が掛かったのかが、わかりづらくなります。
そのため、ボールをコントロールしたい上級者は、どのようにボールに回転が掛かったのかがわかり易いアイアンを好みます。
2.ソールの幅
上級者が好むソールの幅は、薄めを好みます。写真のように横から見ると細いです。
細いソールはどのような効果があるかというと、ボールを打った時の芝からの抜けが良くなります。さらにスイング中のヘッドの開閉も行いやすくなります。抜けが良く開閉もしやすければ、操作性には優れるので、上級者が好む要因になります。
ちなみに下の写真は、ZX7アイアンとZX5アイアンを横から見た写真です。
どちらが、ZX7アイアンなのか?わかりますよね😁
もちろん左のアイアンです。ZX5アイアンのほうが太くなります。その分ミスは軽減してくれますが、操作性はZX7アイアンには敵いません。
3.フェースの見え方(通称 フェースの顔)
最後は、フェースの見え方です。「 通称 顔 」といいます😀
上級者になればボールを捕まえることはできるので、ストレートに見える顔を選びます。
逆に少し左側を向いた顔をグースネックといいます。フェースを左に向けるとボールを捕まえやすくなりますが、スライス回転はかけにくくなります。
ラウンド中に右にボールを曲げたいときは、ストレートネックのアイアンのほうが操作しやすいので、上級者が好む要因になります。
今回紹介した スリクソンZX7アイアンは3つのポイントをすべてクリアしています。
ですので、上級者にはおススメのアイアンです。
では、初級者や中級者には使えないのかというと、そうではありません😊
ゴルフは誰でも練習をすれば、どんどん上達していきます。
ホントかと😲と思うかもしれませんが、スクールで練習している生徒を見ていると、人により成長のスピードは違いますが、間違いなく上手くなっていきます😋
その上手くなっていく過程で、ZX7アイアンのような操作性が高いアイアンに買い替えることをおススメします。
買い替えのタイミング的には、10ラウンドのスコアの平均が、90ストロークから80ストロークになったタイミングがベストだと思います。
今のアナタが、そのレベルに達したのであればすぐに検討しましょう。そして、まだそのレベルじゃなく、これからそのレベルを目指すプレーヤーは一つの指標として頑張っては良いのではないでしょうか🤗
もし試打ができれば、一度打ってみましょう。操作性に優れていることが実感できると思います。
日頃の練習にオススメの練習器具
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スイング作りの基本グリップ作りに役に立つ器具
「グリップ先生」ボールに力を伝えるために良いグリップは必須です!
そのグリップの形を形成するための練習器具😄器具の突起に指を合わせてシャドースイング
瞬く間に良いスイングが身に付き、部屋の中でも練習できます。
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腕と身体を同調させるための練習器具
「三角先生」という前腕に装着して使用する練習器具
スイング中の正しい手首の動きを覚えると、一気にスイング技術が向上します。
その助けとなる練習器具。装着時はアプローチ練習から始めていきましょう!
スコアアップのためにも、最初に着用し練習することをおススメします!
体幹を使うために、最適な練習器具
「スイングバット」という野球のバットにグリップがついた素振り専用の練習器具です。
重さと長さがあるので、体幹に力をいれてスイングする感覚がわかります。
コースでも、体幹に力をいれてスイングしないと良いショットは打てないですからね。
この商品は、通常の練習前やラウンド前に使用して身体をほぐすことができるのでそのような使い方もできます!
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距離感を養うための大きな武器
ラウンドのスコアを安定させるために、ピンまでの距離を正確に知る必要があります。
そのために、私は距離計測器を使用しています。GPSタイプやレーザータイプなど、かなりの種類が出ています。
安価なものになれば、ピンまで距離のみが出るタイプ。
高価なものになれば、ピンまでの距離、高低差が出るタイプ。
少し高い投資になりますが、高低差が出るタイプをおススメします。
距離と高低差がわかって、ショットをすれば距離感が身に付いてくるスピードも格段に速くなります。
正確に距離がわかる能力は、ゴルフのスコアを出すために不可欠です。
おススメは、『ニコン Nikon レーザー距離計 COOLSHOT クールショット PRO STABILIZED 高低差対応モデル』
私も使用しています。
詳しくは、各サイトで確認ください。