絶対に知ってほしい 寄せワンが取れるアプローチの打ち方

ゴルフのラウンド中にグリーン周りからの寄せワンが取れれば、劇的にスコアが良くなります。
寄せワンを取るために、どのように打てばよいのか?
寄せワンを取るためには、どのような考え方で攻めれば良いのか?
このあたりを中心に解説していきます。
INDEX
スコア95前後のゴルファーのパーオン率
まず最初に「パーオン」とは、各ホールの規定打数のパーより2打少なくグリーンに乗せることを指します。
そして、「パーオン率」はパーオンする確率を示す数字です。
計算のやり方は、「パーオンしたホール数 ÷ 総ホール数」で出すことができます。
ゴルフは、パーオンすることでパーやバーディを取りやすくなるため、パーオン率を上げることはゴルフ上達の指標になります。
そのため、今後ゴルフを上達していくために、必ずこだわりましょう。
ゴルフのパーオンで、ルウ・リッキオという人がおもしろい法則を導き出しています。
彼は90台、80台、70台のゴルファーをへだてるものは何なのかに疑問を抱き、ハンデ30のゴルファーからPGAツァー・プロまでを対象に研究した結果。
偉大なゴルファーとそうでない者を別けるのは、パーオン率であるという結論に達しました。
研究の結果、パーオン回数からゴルファーのスコアを予測できます。
スコアは、「スコア=95-(18ホールのパーオン数×2)」で予測でき、ほとんどのゴルファーのスコアが予想スコアの+2~-2におさまります。
この法則を「リッキオの法則」といいます。
パット数がスコアを左右するのは間違いない。
しかし、パットよりもパーオン率がスコアを良くする最も重要な要素であると言っています。
「リッキオの法則」 『95から(パーオンのホール数の2倍)を差し引いた数がスコアに等しい』
具体的に考えると
1ラウンドで、パーオンが「ゼロ」の人は、スコアが95±2(93~97)になります。
パーオンを1回すると、スコアが2ストローク良くなります。
ロングホールを4回パーオンすると、スコアは87±2(85~89)になり、スコア90切りでラウンドできます。
つまり、スコア95前後のプレーヤーで、パーオンはゼロなので、18ホールのアプローチショットが残ります。
ここから、何ホールかでも寄せワンが取れれば、劇的にスコアが良くなると思いませんか?
では、次に寄せワンが取りやすいアプローチショット(ピッチエンドラン)の解説をします。
寄せワンを取るための打ち方(ピッチエンドラン)
では、ピッチエンドランの構え方から解説します。
まずはボール位置は、真ん中よりすこし右にセットします。そしてスタンス幅は、足が揃うくらい狭くします。グリップのポジションは、左内ももの前にセット。重心位置は、真ん中から少し左にセット。ゴルフクラブは少し短く持ちます。
グリップポジションを左内ももの前にセットすることにより、右手首の角度を作りやすくなります。
この右手首の角度をスイング中キープすることによりフェースにボールが長い時間のることになり飛球が安定します。
右手首、めちゃくちゃ重要なので、必ず覚えましょう!
次にスイングの振り幅は、打ちたい距離で変わりますが8時-4時 7時-5時の振り幅で手首を使わないようにスイングします。
スイング時は必ず振り幅を守りましょう。
振り幅を守ることで、球の高さが安定し転がる距離が一定になります。
ですので振り幅を守って練習すれば、必ず距離感が身につきます。
ピッチエンドランのまとめ
- 使用クラブ ウエッジ(50度~60度)
- ボール位置 右親指の前
- スタンス幅 やや狭く
- 重心配分 少し左
- フェースの向き スクエア
- グリップポジション 左内ももの前
- クラブの長さ 短め
- スイングの振り 8時ー4時 7時ー5時
寄せワンを取るために必然を増やす
ゴルフは、偶然を減らし必然を増やすとスコアが良くなってきます。
どういうことかというと、自分の狙い通りに球をコントロールできた回数が多ければ多いほどスコアが良くなるということです。
ですので、グリーン周りでは、計算が立ちやすいグリーン面にファーストバウンドを落とすことを心がけましょう!
グリーン面までの球の高さとキャリーを簡単に変える方法は、ボール位置を変えるだけです。
左に置けば、球が高くなりキャリーが出ます。スイングは変える必要はないですが、振り幅は打つ距離によって変更する必要があります。
もし手前の花道からボールを転がして、地面の硬さが想定と違えば自分の狙った通りの球が出ないです。
そうなることを避けるために、ファーストバウンドをグリーン面へ
同じグリーン内であれば、地面の硬さや速さも同じなので計算しやすくなります。
このようにして、偶然ではなく自分の狙った通りの必然を増やしていきましょう!
これが、寄せワンを多く獲得する秘訣です。
注意点は、ピッチエンドランの打ち方は、ゴルフ中級者(スコア90前後)以上でなければ成功確率がグッと減ってきます。
つねにスコア100切りを達成して、次なるステップとして考えるときに、この寄せワンの技術を身につけさらなる飛躍を遂げましょう!
ゴルフのスコアは、レベルの応じて習得する技術が変わってきます。
一つ一つの技術を丁寧に習得しておけば、必ず上達しますのでゴルフ練習を上手くスケジューリングしコツコツ練習を続けましょう。
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最後に、ラウンド前にオススメの練習器具を紹介します。
ストレッチ性の高いものや朝のパッティングで使えるもの、体幹への力の入り方が感じやすいものなどあります。ぜひ、ご覧ください。
ラウンド前のオススメの練習器具
コースに着いて、身体をほぐすために役に立つ器具

朝日ゴルフから発売されている 「ゴルとれ」シリーズです。
シリコンで出来ていて、伸び縮みするので、スタート前にストレッチに最適😄
私もスタート前に使用しています。
コースや練習場で方向やボール位置をチェックできる 練習器具(アライメントスティック)

目標に対して、方向やフェースの向き・ボール位置をチェックする練習器具です。
ゴルファーの7割以上は、右向きの方向で構えていると言われています。
目標方向に正しく立てるようになれば、ナイスショットの確率は一気にあがります。
スコアアップのためにも、毎回 方向の確認をし練習することをおススメします!
ドライビングレンジがない時に、最適な練習器具

「コアスイング」という羽がついている素振り専用の練習器具です。
スイングした時に、羽が空気抵抗になるので、体幹に力をいれてスイングする感覚がわかります。
コースでも、体幹に力をいれてスイングしないと良いショットは打てないですからね。
この商品は、通常の練習でも使用できるのでおススメです。
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