スコア100切りには、何本のクラブが必要?
2021スコア100切りのために、14本のクラブは必要なのか?
私は、必要ないと考えています。
では、何本あれば大丈夫なのか?
私のレッスンやコースでの変則スクールコンペの経験から、必要な本数を導き出します。
INDEX
スコア100切りは、99以内でラウンドすればよい
スコア100切りは、多くのアマチュアゴルファーの最初の大きな目標となっています。
スコア100切りとは、18ホールのラウンドを99ストローク以内でまわればいいわけです。
18ホール PAR72のコースを、すべてボギー(パーより1打多く)でラウンドすれば、90ストロークになります。
そして、99ストロークになれば、ダブルボギー(パーより2打多い)ホールが半分で、達成できます。
単純に、ラウンド中に1ホール8や9のスコアを打たなければ、大丈夫です。
スコア100切りのためのマネージメント
では、スコア100切りのために、どのようにコースをラウンドすればいいのかということですが、
ボギーやダブルボギーのホールを増やすマネージメントを最優先しましょう。
ボギーは、パーよりも1打多いスコア
ダブルボギーは、パーよりも2打多いスコア
です。
マネージメントの考え方は、例えばパー4 351yd のホールで仮定すれば、ティーショット 220yd~200yd打てば、セカンドショットの距離が、150yd~130ydになります。
セカンドショットを、7番アイアン以下で打てるので、グリーンオンできるか?近くまで運べます。
そして、グリーン周りのショットでは、グリーンオンさせて2パットで、計算上ボギーで上がることができます。
このラウンドのコツは、「カップを打ち越さない」ことです。
多くのゴルファーのミスは、カップを大きく打ち越して、難しいロケーションのショットを残して大たたきのパターンが多いです。
下りのアプローチやパッティングをカップに寄せるには、高い技術が必要です。
まずは、そのようなロケーションを作らないように心がけましょう!
マメ知識
ゴルフコースには、パー3、パー4、パー5の3種類のホールがあります。
多くのコース設定は、
パー3 4ホール
パー4 10ホール
パー5 4ホール
の計 18ホールで設計されています。
では、スコア100切りを目指すゴルファーにおいて一番スコアが良くなるホールは、3種類のホールの中でどれでしょう?
正解は、パー3 です。
なぜかというと、ショットをする回数が一番少ないからです。
ということは、大たたきしやすいホールが、パー5になることがわかると思います。
ゴルフは、プレーヤーのレベルが低ければ低いほど、少ない数で上がれるホールが有利になり多い数のホールほど不利になります。
例えば、プロゴルファーは、パー5をチャンスとしてスコアを伸ばしていきます。
しかし、スコア100切りを目指すゴルファーは、パー5で大たたきする可能性があります。
私の持論ですが、スコア85を切れるレベルのゴルファーから、パー5がチャンスになってくる可能性があります。
ゴルフの上手さ = 距離感を持っている です。
年配で飛距離が出ないゴルファーでも、スコアが良いシングルプレーヤーが多数います。
なぜかというと距離感に優れているからです。
ラウンドするティーグランドにより、飛距離は関係してきますが、最優先は距離感だということです。
今回の話とは少しズレますが、ティーグランド別の飛距離が必要だという記事は、
「初心者がコースデビューするときに知っておきたいピンクティーのこと」で書いています。
スコア100切りのためのゴルフ技術
スコア100切りのための技術を、4つのテーマで解説します。
ティーショット
ティーショットは、セーフゾーンに飛ばすことが最優先です。ラフでも大丈夫。
そのため、アナタの力いっぱいできるスイングの8割の力で振りましょう。
8割の力でスイングした飛距離がアナタの適正な飛距離なので、ティーショットの目安にしましょう。
アナタのヘッドスピードにより、飛ぶ距離は変化しますので、詳しくは、「どのようにボールが飛ぶのか (1) ヘッドスピード」の記事で確認ください。
セカンドショット
ティーショットが成功した場合
ティーショットがある程度成功すれば、グリーンに届く距離になると思います。
しかし、ゴルフコースは思っている以上に傾斜があるので、大きく振りすぎれば大きなミスになる可能性があります。
セカンドショットでは、
大きく振っても肩から肩まで(10時~2時)のスリークォータースイング
もしくは、
9時~3時の振り幅のハーフスイングで対応しましょう。
ティーショットがミスした場合
ティーショットが、トップやチョロなどで、飛距離が出なかった場合は、7番アイアンで140yd打ちましょう。
ティーショットをミスして、300ヤード以上残った時にフェアウェイウッドを持って、またチョロしたり大きく曲げてOBになったりした場面を多くみています。
ここで、ミスを上塗りすれば最悪10ストローク以上打つ可能性があります。
もしそうなれば、スコア100切りは絶望的です。傷口を最小限にとどめましょう。
グリーン周り
グリーン周りでは、ボールが止まっている場所が、
カップより手前なのか奥なのかを区切って考えましょう。
カップより手前にあれば、グリーンオンしやすいので、乗せて2パット
花道にボールがあれば、パターで転がしてグリーンオンさせることを最優先しましょう。
カップより奥にあれば、下り傾斜のアプローチショットになるのでグリーンオンできれば最高です。
しかし、かなりの技術が必要になるので、グリーンを出ても良いので大きめに打ちましょう。
グリーン周りでは、ランニングアプローチを最優先しましょう。
詳しくは、「ショートゲームで、はじめに押さえておきたい2つの打ち方」で書いています。
パッティング
パッティングの技術では、下半身を固定し手首を使わずショルダーストロークで打ちましょう。
転がりのよいボールが打てれば、カップインの確率が高くなります。
あとは、なるべくスピン系のボールを使用しましょう。
スピン系のボールは、下りや微妙な傾斜のパッティングが打ちやすくなります。
ボールの構造上、ディスタンス系のボールはパッティングが難しくなるので、ボールに助けてもらいましょう。
スコア100切りのためのクラブの本数
ここまで、スコア100切りのためのマネージメントや技術を記してきましたが、気づいた人もいるかもしれません。
多くのクラブが必要ありません。
私が思う必要なクラブは、
男性ゴルファー
1W UT 7I 9I AW パター の計 6本
女性ゴルファー
1W FW UT 7I 9I AW パター の計 7本
です。
※ FW…フェアウェイウッド UT…ユーティリティー
女性ゴルファーは飛距離の問題で、フェアウェイウッドやユーティリティーを使いこなしグリーン周りに運ぶ必要がありますが、
ここまで考えれば、スコア100切りのためにはグリーン周りが非常に重要だということです。
ティーショットが毎ホールOBでは、スコア100切りは不可能に近いですが、
ある程度ティーショットが、セーフゾーンに打てるようになれば、グリーン周りの技術をあげればスコア100切りが可能です。
以前、私のゴルフスクールで、5本+パターでラウンドしようというイベントを行ったのですが、
今まで、スコア100を切れなかった人が達成したり、
ベストスコアを更新した人もいました。
ゴルフでの多くのミスは、「決断せずに打つ」ことです。
本数が少なければ、ショットの前に決断しやすくなります。
そのサイクルを18ホール続ければ、スコアは必ず良くなります。
ぜひ、コースで試してみましょう。
今までと違ったゴルフの景色が見えるかもしれません!
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ラウンドのスコアを安定させるために、ピンまでの距離を正確に知る必要があります。
そのために、私は距離計測器を使用しています。GPSタイプやレーザータイプなど、かなりの種類が出ています。
安価なものになれば、ピンまで距離のみが出るタイプ。
高価なものになれば、ピンまでの距離、高低差が出るタイプ。
少し高い投資になりますが、高低差が出るタイプをおススメします。
距離と高低差がわかって、ショットをすれば距離感が身に付いてくるスピードも格段に速くなります。
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詳しくは、各サイトで確認ください。