クラブの名称と効果を覚えよう。

ゴルフクラブセット 写真

最近のクラブヘッドの恩恵と弊害について、解説しています。

クラブの名称やクラブヘッドの構造を覚えると、
ヘッドのどこでボールをヒットすれば飛距離がアップするのかがわかります。

最近のドライバーは、なぜ平均飛距離が伸びたのか?

そして、数十年前に覚えたスイングではなぜうまく飛ばないのか?を解説しています。

INDEX

  1. ゴルフクラブの名称を覚えよう
  2. クラブヘッドの細かい名称を覚えよう
  3. クラブヘッドのまとめ
  4. ラウンド前にオススメの練習器具

 

ゴルフクラブの名称を覚えよう

ゴルフクラブの各名称は、イラストで覚えましょう。

次にゴルフクラブは、ラウンド中に14本までクラブを使えます。
そのクラブでコースを攻略するために、場面にあったクラブをチョイスします。

クラブの種類

大きく分けて、下記の5つに分類できます。

(1) ウッド

以前はパーシモン(柿)という木材を使っていたためにウッドと呼ばれるようになりました。現在は、チタンなどの金属類に素材は変わっていますが名残で今でも「ウッド」と呼ばれています。

ウッドは、1W-ドライバー、2W-ブラッシー、3W-スプーン、4W-バフィー、5W-クリーク、ほかに7W・9W・11Wがあります。

以前は1W・3W・5Wの3本が主流でしたが、近年は、1W・3Wの2本を入れてウエッジを増やすプレーヤーが増えてきました。

(2) ユーティリティ

別名「ハイブリッド」「レスキュー」と呼ばれてます。
ウッドとアイアンの中間の性能を持ったクラブです。

ユーティリティは、ウッドよりもボールをとらえやすくロングアイアンより球があがりやすいという性能から、救済できる、役に立つという意味で、そう呼ばれています。

現在は、USPGA(米国を中心に展開する世界一のゴルフツアー)では「ハイブリット」と呼ばれ、日本では、「ユーティリティ」と呼ばれていますが、定義はありません。
近年はその性能からロングアイアンに変わり、ユーティリティをキャディバッグに入れるプレーヤーが増えてきています。

(3) アイアン

アイアンとは、鉄を意味するクラブです。
ウッドが木製のヘッドだったのに対し、ボールを当てる部分が鉄だったためアイアンと呼ばれるようになりました。

アイアンは1番から9番までありますが、ロングアイアンと呼ばれる1~4番は現在あまり使われることなく、ウッドやハイブリットが主流になりました。
セット売りされているアイアンは、ほとんどが5番~9番のミドルアイアン以降のセットが主流となっています。

(4) ウエッジ

ウエッジとは英語で「くさび形のもの」をさす言葉です。
ウエッジは、ピッチングウエッジ(PW)、アプローチウエッジ(AW)、サンドウエッジ(SW)、ロブウエッジ(LW)などと呼ばれ、ロフト角やバンス角にさまざまなバリエーションがあります。

ヘッドを横から見ると「くさび」のような形をしていたことから、この呼び名となって現在まで使われています。

プレーヤーは、3本~4本キャディーバックに入れています。
USPGAでは、ロフト48度・52度・56度・60度の4本セットが主流になっています。

(5) パター

ゴルフ発祥の地スコットランドの言葉で「置く」という意味である“putt”(パット)が語源です。

おもにグリーン上で使用するクラブです。
ヘッドの形もさまざまあり、プレーヤーの好みで選べて特にどの形が優れているということはありません。
 

クラブヘッドの細かい名称を覚えよう

では、クラブヘッドの細かな名称は、イラストで解説します。

クラブヘッドアップ図

ウッド・アイアン共に、名称に違いはありません。ロフト角ですが、上を向く角度が大きくなると数字が大きくなります。

次が、ヘッドの重心の高さと深さです。
ウッドサイド図 ウッド重心説明図

アイアンサイド図

クラブヘッドの重心とは、
ヘッドとボールのインパクト時にボールの初期条件をコントロールするために重要な要素であり、その重心を表すために次の指標がもちいられます。

まずは、重心の高さです。

ソールの底面から重心までの距離である真の重心の高さA(HGR)と重心からフェースに垂線をおろした点の間の距離であるフェース面上での重心の高さB(HG)があります。
雑誌では、簡易的に測定できるBの値が使われています。
一般的に重心の高さが低い方が球は上がりやすくなります。
また重心の高さ(HG)よりフェースの上端までの長さは「有効打点距離」といって、この間でヒットすれば打ち出しが高く低スピンの弾道となり飛距離に有利になります。

次が、重心の深さです。

重心からフェース面に垂直な距離とした重心の深さC(ZG)と重心からの垂線とリーディングエッジまでの距離D(VZG)があります。

カタログには、Cが使われ、雑誌では簡易的に測定できるDの値が使われています。
一般的には、重心が深くなると打ち出しが高くなりスピンが増える傾向にあるため、スイートエリアも広くなります。

最後に、重心距離です。
ウッド重心距離説明図
ウッド上から図

重心距離とは、
重心からシャフトの軸線におろした距離のdをさしますが、

雑誌等で使用される場合は、
フェース面上の重心とシャフトの軸線との距離dpをさす場合もあります。

重心距離は、ヘッドの重心がシャフトの延長線上にないために、出る数値でクラブフェースのコントロールに大きな関係性があります。

重心距離が短ければ、ヘッドは返りやすく長くなれば返りにくいという物理原則です。

ここまでが、細かなヘッドの名称と飛球に影響をおよぼす物理要素です。
 

クラブヘッドのまとめ

以前のクラブヘッドに比べて、
クラブヘッドが大型化し重心の高さを低くできるようになったのでスイートスポットが広くなりました。

そのため十数年前よりは、プロもアマも確実に平均飛距離が伸びました。
ですが、高打ち出し低スピンがアナタの飛距離が確実に伸びる要素だとは言えません。

もしアナタのヘッドスピードから計算するスピン量が少なすぎるとボールがドロップして、すぐに着弾し飛距離をロスします。
ですので、アナタにあったヘッドを見極める必要があります。

ヘッドスピードに関しては、バックスピン量で、ドライバーショットの飛距離が変わる。の記事で解説しています。

次にクラブヘッドの大型化により慣性モーメントが増大したため、
スイートスポットを外しても飛距離と曲がり幅のロスが減りました。
しかし、
ヘッドの大型化により重心距離が長くなりヘッドが返りにくくなりました。

以前のゴルフクラブであれば、
フェースをターンさせやすかったのでフェースローテーションを大きく使ったスイングでも良かったのですが、
現在はフェースをターンさせづらくなっているので、フェース面をあまり変えないボディーターンスイングが主流になりました。
大きなクラブヘッドで以前のクラブヘッドのような重心距離が短いクラブは、物理的にできません。

ですので、スイングをゴルフクラブにあわせる必要があります。

みなさんもクラブヘッドの知識を少しでも覚えてスイングの練習をしましょう。
きっとゴルフ上達の手助けとなるでしょう!

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[2022.06.12]
 

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