【登山日記】2018 登山歴1年で、一般最難関ルート「ジャンダルム」に挑んだ話
2017年11月に知識の無さのため敗退した奥穂高岳から年を越えて夏シーズンになりました。
2018年の目標は、穂高岳の稜線を歩く
北アルプスの西穂高岳~奥穂高岳は、一般ルート最難関ルートと呼ばれて登山経験の浅い人には歩き厳禁ルートとなっています。
私は、このルートを歩くために8か月間さまざまなトレーニングをしました。近畿には高山がないので、1日8時間20㎞以上歩く訓練やザックを担いで体力を消耗しにくい歩き方の訓練などです。
2018年7月、ついにその日を迎えます。
INDEX
西穂高岳から奥穂高岳の稜線とは❓
国内最難関と呼ばれる縦走路の西穂高岳から奥穂高岳への稜線は、確かな歩行技術と体力が要求されるコースと言われています。
複雑な稜線は正しいコースを見極める力が要求されます。ちなみに標高3000m付近を歩くので、森林限界を越えて植物はなくずっと岩場を歩くルートです。
奥穂高岳から見える「ジャンダルム」は岳人憧れの岩峰と呼ばれ、山を登るなら一度は歩いてみたいルートといわれています。
このルートを二日間かけて登ります。
初日は、新穂高登山口から穂高山荘まで登り山小屋泊
二日目に、奥穂高岳から西穂高岳までの岩場の稜線を歩きました。
では、登山スタートです!
朝3時に大阪を出発。
朝の8時半から鏡平駐車場に車を止めて新穂高登山口へ‼️
昨年、槍ヶ岳と奥穂高岳もここから登りました。
なので、登山ルートは、バッチリです。
白出沢からの分岐、
そこからの重太郎橋の先の鎖場、
最後の壁のような登り。
昨年より、かなり気温が高くて、バテバテになりながら5時間半かけて無事に穂高岳山荘に到着‼️
穂高岳山荘の直前は、ほぼ壁で見えているのになかなか近づかないメンタル的にしんどい要素満載です。
そして、穂高岳山荘到着です。
山小屋に泊まる醍醐味が高所からの夕陽です。
モルゲンロートといって、山が赤く染まる現象が起こります。
めちゃくちゃキレイです。
それから、山荘の晩御飯を食べて、
布団でよく寝て😴
明日からの、奥穂高岳からジャンダルムを抜け西穂高ロープウェイ迄の縦走の準備はバッチリです😁
二日目に稜線に挑戦
明け方3:30分、風がバタバタと窓をたたく音で目が覚めます。
今日の縦走は大丈夫かと少し不安になったのですが、小屋を出れば風は止んでいました。
ヨシッ、今からと気合を入れて出発😃
穂高山荘からは、まずハシゴとクサリで急登を登り少し横に進むと奥穂高岳山頂です。
サクッと20分くらいで着きます🏃♂️
そこからの奥穂高岳山頂での日の出🌄 めちゃくちゃキレイ😍😍
感動しながら、小屋で作ってもらった弁当を食べました。風は少しありますが、気になるほどではないコンディション🌈
先に外国の方が3名、ジャンダルムへの道に進んでいきました。
こんな感じの岩の間を歩くルートです。
それから、私が出発😃
右の岩峰が、ジャンダルム。圧巻です😆
ジャンダルムに向かう途中のいきなりの馬の背、ここで一般ルートのガイドブックから外された理由ががっつり分かりました!!
ナイフエッジに切れた馬の背を下ります。ハッキリ言ってめっちゃ恐いです。風が強いとゾッとします😱
ちょっとジャンダルムまで行こうかと軽く考える事はやめましょう❗
そしてジャンダルム下到着。
奥穂側からは、ロープ無しでは登れません。先人の情報をくれていた人々に感謝!ジャンを西穂側から巻き、無事に登頂🎉
振り返って、槍ヶ岳⛰
昨日泊まった穂高岳山荘も見えます。快晴です🔆
こんな道ずっと続くのかよ😨
進んでいる途中からは、遠くに富士山も見えます😆
この岩場を登って行きます。
山荘を出てから3時間30分、岩場で少し休憩。
その後、天狗のコルで一旦休憩。。。
このコルに実は岳沢小屋に抜けるエスケープルートがあります。ここに少し心が惹かれながら。。。
ただ折角のベストコンディション❗
今日を逃がすと縦走は難しいと思い、心を落ち着かせ次の天狗の頭に向かいました。
いきなりクサリでの急登から入ります。とにかく岩場のしるしを頼りに登ります。
そうこうしているうちに天狗の頭に到着です。
やっと半分❗❓
ここから間ノ岳・西穂高岳・独標。。。まだまだ遠いぞ😅
と思いながら、、、距離はたいして歩いてないですが歩くよりも岩場を昇り降りが果てしなく続きました。
小休止後、いよいよ間ノ岳へ
途中、西穂から来られた登山者の方にこの後のルートを聞くと、「間ノ岳の前後は浮石が多いから注意して進んでね」というアドバイスを頂きました。
その後10分、浮き石地帯に到着。。。浮き石だらけ。。。毎回足場の確認が必要。雑に動くと滑落😨
慎重に進み、間ノ岳到着。
ただ山頂のスペースはとても狭く人が10人も入れないくらいです。
ここで少し休憩。今回は精神的に疲れるので休憩が多いです。
で、西穂高岳へ出発からのいきなりの逆層スラブの下り。。
もういいよ。何回目。。。と思いながら。。慎重に進み、結構な下りを浮き石を確認し進む。
間ノ岳から西穂高岳の間、距離は無いですが小さなピークを昇り降りするので時間がかかります。
途中、ハイマツの間を進んだりして少し楽な道もありますが基本的に岩を登ります。
それを1時間30分くらい繰り返し、やっと西穂高岳到着!!
実はここから西穂高山荘までは、一般ルートだったので普通の道が続くと思ってました。。。
続きません。独標の下りまでは、岩場の昇り降りです。
しかも、延々小ピークが続きます。
おいおい。いつ着くんだよ😖
かれこれ奥穂高岳山頂を出て6時間、精神力の限界です。
ただ限界だからと言って、誰もここまで迎えに来てくれません。
自分の中で気持ちを立て直し独標に向かいます。
西穂高岳から西穂高独標まで、ここからは一般ルートなので何名かの方とすれ違いました。
新鮮です。さっきまでは10名もすれ違っていません。
ピラミッドピークを越え、西穂高独標に到着。
ここまでくると登山者が多いです。
そこにいた方に、写真を撮ってもらい、また少し休憩。
奥穂高山頂を出発して、6時間30分疲れました。
ただまだ最後の下りが残ります。ここまでは気を抜けません。
最後の下りを下りれば、あとは普通の登山道です。
やっと緊張感から解放されました。
距離的には、そんな無いのですが、毎回命綱なしでの崖登り降りを延々7時間。
西穂高独標を抜け、西穂丸山で一休憩で充実感に溢れました。
このまま、西穂高山荘になだれ込みラーメンを食べます。
充実感いっぱい😁🌈
あとは、ロープウェイまで1時間30分の道のりを歩きます。
もう体力精神力残っていません。ただゆっくり道に迷わないように下って行きました。
流石、一般日本最難関ルート。
今回のルートは、筋力・体力・精神力を日頃から鍛えていないと挑戦出来ません。
足を滑らせれば死に直結する箇所を7時間進みます。
今回初挑戦ですが、このルートをYOUTUBE動画で、何回もシミュレーションし縦走に挑みました😁
最近の雑誌などには、このルートは載っていませんので少し前の雑誌や本で調べてください。あとは以前登られた方の日記もとても参考になります。
今回で、友人たちとの登山は最後になりました。歩くルートが危険なので、巻き込むわけにはいかず。
次の登山からは、単独行です。
次回は、日本で一番高い稜線 白峰三山を縦走します⛰楽しみにお待ちください😁
最後に、登山で必要な装備一覧
プロモーションを含みます
登山で一番大事なのは、「水」
登山で水が切れると脱水症状を起こして行動不能になります。
ですので、必ず持つようにしましょう。
ちなみに私は、歩きながらでも補給できるように
「ハイドレーション」というチューブを担いで歩いています。
いちいちザックを降ろして水を補給する手間が省けるので重宝しています!
地図とコンパス アプリは必ず持つこと
地図とコンパスは、持っていないとルートを間違えたときに迷います。
もっと簡単に済ますなら、無料で使える地図アプリがあるのでスマホに入れておきましょう。
ちなみに、「ヤマップ」を紹介します。
シューズは、トレランシューズが歩きやすい
登山でのシューズは、めっちゃ重要です。
私の場合は、シューズの重さを重要視しているので、
夏山はどこに行くのもトレランシューズです。
ザックが重たくなれば、足首を固定してくれる登山靴のほうが歩きやすい場合もあります。
それは用途に合わせて考えましょう。
登山って、山頂まで登るのはしんどいですが、登り切った後の達成感や充実感は、登った人にしかわからないのです。
そして、登山というか運動って健康にいいんですよ!
日頃の練習にオススメの練習器具
スイング作りの基本グリップ作りに役に立つ器具
「グリップ先生」ボールに力を伝えるために良いグリップは必須です!
そのグリップの形を形成するための練習器具😄器具の突起に指を合わせてシャドースイング
瞬く間に良いスイングが身に付き、部屋の中でも練習できます。
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腕と身体を同調させるための練習器具
「三角先生」という前腕に装着して使用する練習器具
スイング中の正しい手首の動きを覚えると、一気にスイング技術が向上します。
その助けとなる練習器具。装着時はアプローチ練習から始めていきましょう!
スコアアップのためにも、最初に着用し練習することをおススメします!
体幹を使うために、最適な練習器具
「スイングバット」という野球のバットにグリップがついた素振り専用の練習器具です。
重さと長さがあるので、体幹に力をいれてスイングする感覚がわかります。
コースでも、体幹に力をいれてスイングしないと良いショットは打てないですからね。
この商品は、通常の練習前やラウンド前に使用して身体をほぐすことができるのでそのような使い方もできます!
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距離感を養うための大きな武器
ラウンドのスコアを安定させるために、ピンまでの距離を正確に知る必要があります。
そのために、私は距離計測器を使用しています。GPSタイプやレーザータイプなど、かなりの種類が出ています。
安価なものになれば、ピンまで距離のみが出るタイプ。
高価なものになれば、ピンまでの距離、高低差が出るタイプ。
少し高い投資になりますが、高低差が出るタイプをおススメします。
距離と高低差がわかって、ショットをすれば距離感が身に付いてくるスピードも格段に速くなります。
正確に距離がわかる能力は、ゴルフのスコアを出すために不可欠です。
おススメは、『ニコン Nikon レーザー距離計 COOLSHOT クールショット PRO STABILIZED 高低差対応モデル』
私も使用しています。
詳しくは、各サイトで確認ください。