【登山日記】2017 登山初心者が無謀にも夏装備で挑んだ標高3190mの奥穂高岳の怖さ
登山を人生の一部にすると決めた 槍ヶ岳登山から約1ヵ月🏔
まだ北アルプスの山に登れるだろろうか❓
色々調べてみると、11月4日まで、穂高山荘が開いています😆
小屋が開いているなら、何かあれば小屋に逃げ込めばいいだろう。
と思って、日本標高ランキング3位 奥穂高岳登山を計画します。
INDEX
奥穂高岳とは、どんな山❓
奥穂高岳は北アルプス最高峰で、3190mの山で日本標高ランキング第3位。
北に向かって涸沢岳、北穂高岳、南岳、中岳、大喰岳と山稜が連なっており、さらに北に位置する槍ヶ岳も含めて槍・穂高連峰と称されています。
ちなみに穂高岳は、奥穂高岳、前穂高岳、西穂高岳、北穂高岳の総称
では、今回登るルートです。新穂高温泉から白出沢を登ってピークを目指します。
下の地図の赤のルート 標準タイムは登り8時間です。
では、登山開始
登山前日の夜に、奥飛騨温泉郷の素泊まり旅館に宿泊し当日に備えます。
11月4日 午前4時起床 新穂高第3駐車場に移動し午前6時 登山開始です。
新穂高センターで登山届を提出し、槍ヶ岳に登った同じ林道を進みます。
本日の天気は、くもり時々雨🌧
登山経験の浅い私は、この時まさか山頂付近があんな景色になっているとは思いませんでした😅
薄暗い林道を進んでいき、白出沢との分岐に到着です。
ここから、
白出沢方向に登れば 奥穂高岳🏔
槍沢小屋方面に登れば 槍ヶ岳🏔
に行くことができます。
今回は、奥穂高岳に登るので白出沢方面に登って行きます🚶♂️
分岐からは樹林帯を登っていき、白出沢に到着。
重太郎橋という木の橋が架かっているので、それを渡りハシゴを登ります。
ここで、ハシゴを登らずに進むと滝に着いて行き止まりです。
ネットの情報で、ルートの暗記はバッチリだったので、ここをクリアし進むことができました😆ネット社会に感謝🎉
ハシゴを登り岩場をトラバースし、どんどん沢を登って行きます。
すると、雪がチラチラ☃
雪が降ることは、想定していたので軽アイゼンを持っていました。
しかし、このあとの吹雪では、軽アイゼンではまったく歯が立ちません。
当時、初心者なので大丈夫だろうと思っていました。大きな失敗です😅
標高が高くなるにつれ、どんどん雪が積もりだし吹雪いてきました。
ガスも出てきて視界も悪くなります。
おいおい、こんなに吹雪いて登れるのかよ⁉と思いながらでしたが、ルートは1本道です。沢の石場をどんどん登って行きます。
途中、一瞬 雲が晴れました😆
すると、上に山小屋が見えます。
もうすぐ山小屋だー🎶ってテンションが一気にあがります。
そこから、一気に頑張って登り穂高山荘 到着。
山荘付近では、一気に雪の量が増えて吹雪いてきました。
ですので、一先ず山小屋の中で様子を見ます。
山荘の休憩スペースには、他の登山者がいました。
バリバリの冬装備です。
しかし、私はゴルフ用のレインコートのみ登山靴も夏用です。
その登山者に、聞きました。
「この先、この装備で奥穂高岳山頂まで行けますかね❓」
「その装備では、やめた方がいい。稜線の吹雪の中では30分も持たない。」
あーあ、やっぱり無理なのか❓
絶望的な吹雪です😨
しかし、一瞬だけ吹雪が止みました。
行けるんじゃない😆と思い、急いで用意を始めます。
当時は、初心者なので行けると思っていました。
ダメなら途中で引き返そうと思い、奥穂高岳山頂に向かう岩場に取り付きます。
取り付いて、5分。
レインコートが、ビックリするくらい凍っていきます。
そして、手袋も凍りだします。
その時下から、声が
「その装備じゃ、無理だ❗ 引き返せ❗」
先ほどの登山者が叫んでいます。
あっという間に凍っていくレインコートと岩場をみて、ここで引き返すことを決定😢
穂高山荘に戻りました。
その登山者も、この吹雪では山頂に向かうのは危険なので下山するとのことです。あの冬装備の登山者でも無理なら、夏装備の私は100%無理です😰
もう少し登っていたらと思うとゾッとします😨引き返せないくらいの状況でした。
下山が決定したら、あとは登ってきた道を戻るだけです。
どんどん標高を下げていきます。
標高がさがると、気候も回復
晴れ間🌞も見えてきました。
ただ山頂付近は、相変わらず厚い雲の中🌨
沢の岩場を慎重にトラバースし無事に新穂高センターに下山しました。
🍀 安全登山まとめ 🍀
1️⃣ 標高の高い山の初雪は10月上旬 なので、11月は冬❄☃になる。
2️⃣ 夏装備と冬装備は、まったくの別物なので、安易に冬に山に入らない。
今回の山行で、初めて吹雪を体験。
薄いレインコートは瞬く間に凍っていきました。
手袋や登山靴も夏用だったので、おそらくあのまま稜線に出ていたら、指が凍傷になっていたと思います。
運よく、すぐに引き返せたことは、幸運でした😐
次回の「【登山日記その4】 北アルプス 一般ルート最難関コース西穂高岳の稜線に挑む」は、近日投稿予定です。(登頂日 2019年7月)
2018年11月の奥穂高岳挑戦から、2019年7月までは低山で歩くフォームを作ったり、簡単な岩場を登る練習をしたりしました。ルートの予習は、ネット情報でできたので活用し準備しました。
記事を読んでもらってわかると思いますが、ここまで失敗の連続です。
常にスムーズに物事を進めれる人もいると思いますが、私の場合は試行錯誤しながら前に進んでいます。次回の山行も一筋縄にはいかなかったです😅
最後に、登山で必要な装備一覧
プロモーションを含みます
登山で一番大事なのは、「水」
登山で水が切れると脱水症状を起こして行動不能になります。
ですので、必ず持つようにしましょう。
ちなみに私は、歩きながらでも補給できるように
「ハイドレーション」というチューブを担いで歩いています。
いちいちザックを降ろして水を補給する手間が省けるので重宝しています!
地図とコンパス アプリは必ず持つこと
地図とコンパスは、持っていないとルートを間違えたときに迷います。
もっと簡単に済ますなら、無料で使える地図アプリがあるのでスマホに入れておきましょう。
ちなみに、「ヤマップ」を紹介します。
シューズは、トレランシューズが歩きやすい
登山でのシューズは、めっちゃ重要です。
私の場合は、シューズの重さを重要視しているので、
夏山はどこに行くのもトレランシューズです。
ザックが重たくなれば、足首を固定してくれる登山靴のほうが歩きやすい場合もあります。
それは用途に合わせて考えましょう。
登山って、山頂まで登るのはしんどいですが、登り切った後の達成感や充実感は、登った人にしかわからないのです。
そして、登山というか運動って健康にいいんですよ!
日頃の練習にオススメの練習器具
プロモーションを含みます
スイング作りの基本グリップ作りに役に立つ器具
「グリップ先生」ボールに力を伝えるために良いグリップは必須です!
そのグリップの形を形成するための練習器具😄器具の突起に指を合わせてシャドースイング
瞬く間に良いスイングが身に付き、部屋の中でも練習できます。
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有賀園ゴルフで見る
腕と身体を同調させるための練習器具
「三角先生」という前腕に装着して使用する練習器具
スイング中の正しい手首の動きを覚えると、一気にスイング技術が向上します。
その助けとなる練習器具。装着時はアプローチ練習から始めていきましょう!
スコアアップのためにも、最初に着用し練習することをおススメします!
体幹を使うために、最適な練習器具
「スイングバット」という野球のバットにグリップがついた素振り専用の練習器具です。
重さと長さがあるので、体幹に力をいれてスイングする感覚がわかります。
コースでも、体幹に力をいれてスイングしないと良いショットは打てないですからね。
この商品は、通常の練習前やラウンド前に使用して身体をほぐすことができるのでそのような使い方もできます!
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距離感を養うための大きな武器
ラウンドのスコアを安定させるために、ピンまでの距離を正確に知る必要があります。
そのために、私は距離計測器を使用しています。GPSタイプやレーザータイプなど、かなりの種類が出ています。
安価なものになれば、ピンまで距離のみが出るタイプ。
高価なものになれば、ピンまでの距離、高低差が出るタイプ。
少し高い投資になりますが、高低差が出るタイプをおススメします。
距離と高低差がわかって、ショットをすれば距離感が身に付いてくるスピードも格段に速くなります。
正確に距離がわかる能力は、ゴルフのスコアを出すために不可欠です。
おススメは、『ニコン Nikon レーザー距離計 COOLSHOT クールショット PRO STABILIZED 高低差対応モデル』
私も使用しています。
詳しくは、各サイトで確認ください。